一関市狐禅寺の一関水辺プラザを主会場に開かれた一関・平泉バルーンフェスティバル2018(実行委主催)。最終日の21日、熱気球に体験搭乗し、秋めく田園風景を眼下に空中散歩を楽しんだ。

(一関支社・松本千里)

 ゴォー。午前6時40分、息が白くなる寒さの中、パイロットの中沢朝幸(ともゆき)さん(64)=長野県佐久市=がバーナーで球皮を温めると、4人が乗ったゴンドラがふわっと浮き上がり、みるみるうちに上昇した。

 見送りの人が米粒のように小さくなり、周囲には雲が広がる。熱気球は風任せ。周囲の競技用の気球も高度によって変わる風向きを捉えるため、上昇下降を繰り返しながら目的地を目指していた。

 高度420メートルの世界は地上の騒がしさから離れ、空気は澄み切っていた。高所恐怖症だったが、快適なフライトに不安感は一掃され「このままどこまでも乗っていきたい」とすっかり魅了された。来年もフェスティバルは開かれる。ぜひ、気軽な空の旅を味わってほしい。