葛巻町など県北部の6市町村は21日、八幡平市と野田村を結ぶ自動車専用道路の実現を目指し、北岩手・北三陸横断道路整備促進期成同盟会を立ち上げた。県北部に横断道を通し時間距離の短縮を図ることで、交流人口の拡大や産業の振興につなげる狙い。背景には道路整備や産業集積が進む他地域に対し「県北が取り残される」との危機感がある。財源確保が大きな課題で、年内にも国や県への要望活動を始める。

 同盟会は久慈、八幡平、岩手、葛巻、野田、普代の6市町村の首長、議長、商工団体代表らで組織。葛巻町内で開いた設立総会には約60人が出席し、会長に鈴木重男葛巻町長を選んだ。

 横断道は八幡平市の東北道西根インターチェンジ(IC)から野田村の三陸沿岸道路野田IC(仮称)をつなぐ構想。総延長を約75キロと見込み時速80キロで走行した場合、野田-八幡平間を1時間程度で移動できる。具体の経路や事業費は今後検討する。