北上市を拠点に猫の保護や譲渡探しに取り組む任意団体「北のしっぽ」(蔵田玲理代表、メンバー5人)は19日夜、同市さくら通りのさくらホールで第1回北上ねこ端会議を開き、参加者が近所の猫トラブルや飼い主の悩みを共有した。

 市内外から27人が参加。市内のケアマネジャーや民生委員が多頭飼いの家庭を訪問し、猫が病気のまま放置されたり、家中が汚物まみれになっていた事例を発表した。同市和賀町煤孫の民生委員伊藤喜美子さんは「子猫が生まれたら捨てればいいという感覚で捨てており、(去勢、避妊)手術への理解も進んでいない」と指摘した。

 メンバーが保護猫活動の現状を報告。「避妊手術しないと理論上、1年間で1匹が78匹まで増える」と訴えた。同団体は昨年発足し、毎月保護猫の譲渡会を開催。次回は11月4日、同市稲瀬町の憩いの森で行う。