第66回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟など主催)は20日、名古屋市の名古屋国際会議場で中学校の部を行い、北上・上野中吹奏楽部が金賞に輝いた。県勢の金賞受賞は初めて。同校にとって2年ぶり3度目の全国の舞台で、生徒45人は会心の演奏を披露し、最高の栄誉を受けた。

 全国の地区予選で選ばれた30校が出場。東北地区代表の上野中は、後半の部(15校)の14番目に登場した。クラリネットから始まる課題曲「吹奏楽のための『ワルツ』」は、伸びのある柔らかな音を届けた。自由曲のマッキー作曲「吹奏楽のための交響曲『ワインダーク・シー』より」は息を合わせ、金管の勇壮な音色を際立たせる演奏を響かせた。

 練習からホールで演奏するイメージを膨らませて臨んだ大会。拍子が難しい自由曲は何度もメロディーを歌って体にたたき込んだ。

 表彰式で「ゴールド、金賞」と結果を読み上げられた瞬間、部員は歓声を上げ、喜びを爆発させた。県勢のこれまでの最高は、2016年の同校の銀賞だった。