油圧機器メーカーのKYBによる免震・制振装置データ改ざん問題を巡り、新たに県内で陸前高田市の消防防災センターと盛岡市盛岡駅西通のアイーナにKYBの装置が使われていることが18日、分かった。日ごろ一般市民を含め大勢が利用するほか、災害時の拠点施設でもあり、安全確認と対策が急がれる。

 陸前高田市によると、設計管理会社に確認した際、油の粘性を利用して地震による揺れを抑えるKYBのオイルダンパー(免震用)が同センターの2カ所に組み込まれていると判明した。不正な製品かは調査中。

 県によると、アイーナの施工を手掛けた鹿島建設(本社・東京都港区)から同日、「不適合製品が含まれている」と連絡があった。3~7階にKYBの制振装置295基を使用。うち何カ所が該当するかは確認できていない。