【東京支社】国際リニアコライダー(ILC)の国内誘致を目指す国会議員らで構成する誘致実現連絡協議会(代表・河村建夫衆院議員)は17日、第4次安倍改造内閣で就任した柴山昌彦文部科学相、平井卓也科学技術担当相に対し、国家プロジェクトとしてILC誘致を実現するよう申し入れを行った。

 河村代表、リニアコライダー国際研究所建設推進議員連盟の鈴木俊一副会長(衆院岩手2区)、塩谷立幹事長らが内閣府、文科省を訪問。ILCについて▽多くの国政課題に挑戦する政策横断の国家プロジェクトに位置付ける▽財源は通常の科学技術・学術・大学予算の枠外で措置-などを求めた。

 申し入れは一部非公開で行われ、出席者によると、柴山氏は日本学術会議が検討委を設置してILCについて議論している状況を説明し、平井氏は「しっかり勉強したい」と答えたという。

 申し入れ後、河村氏は「政府にはILCを国家プロジェクトと位置づけ、総合的な判断をしてほしい」と語った。