陸前高田市の漁業者有志らは13日、地元産ワインを海中に沈めて熟成させるトライアル体験会を初開催した。県内外の18人が参加。波の揺れで魚介類に合うまろやかな味に変化させる取り組みで、体験型観光として定着を目指す。

 同市の合同会社ぶらり気仙(鍛治川直広代表)と広田湾遊漁船組合(大和田晴男会長)が主催。一行は同市米崎町の神田葡萄園でブドウ畑やワインの醸造施設を見学し、1人1本ずつ同社のワインボトルの口を密封し、来年3月に引き揚げる際の自分へのメッセージカードを付けた。

 その後、脇之沢漁港から漁船でカキの養殖いかだに移動。カキ生産者の佐々木学さん(35)がボトルを水深約12メートルの海中に固定すると拍手が起きた。