【東京支社】半導体製造大手「東芝メモリ」(東京都)の成毛(なるけ)康雄社長は11日、北上市に建設中の半導体記憶装置フラッシュメモリー新工場について「最大4棟は可能だ」との見解を示した。市況次第だが、2棟目は最短で2022年に着手する方向。東京都内で岩手日報社の取材に答えた。

 成毛社長は新工場の製造棟について「北上に1棟を造る以上は2、3棟はないと効率が上がらない。周辺の事業用地を踏まえると4棟は可能だ」と説明。2棟目については「マーケット(市場)に祈るしかない」と前置きした上で、早ければ22年に着手する見通しを示した。

 同社は当面、製品開発を四日市工場(三重県四日市市)、量産を北上新工場で担う予定。「北上で製品を開発するには時間がかかるが、まずはAI(人工知能)などを活用できる高度技術者を常駐させ、生産システムの研究開発を進める」と語った。