盛岡市大沢川原の岩手女子高(荒屋敷均校長、生徒449人)の福祉教養科1~3年生約50人は10日、同校で仮想現実(VR)による認知症の視点を体験した。当事者の立場から寄り添った介護を考えた。

 生徒は専用の機材を身に着け、電車の乗り換え時や幻視症状などを体験。幻視に悩む人のインタビュー映像では「本物のように見えるので、頭から否定されることがとても悲しい」などと報告があった。

 介護福祉士を目指す3年の川崎涼香さんは「生活の中にさまざまな不安があることが分かった。何事も否定しないように接したい」と関心を高めた。