離婚や別居などで別々に暮らす親と子の面会を橋渡しする「FPIC 盛岡ファミリー相談室」が12日、開設される。公益社団法人・家庭問題情報センター(FPIC、本部東京都豊島区)の東北初の支局となる。離れた親と交流を持ちたくても機会に恵まれず、心を痛める子どもらをサポートする。

 メンバーは県内の家裁の元調停委員や弁護士ら有志約10人。代表は元家裁調査官の宮古守夫氏=盛岡市=が務める。当面は事務所を構えず、電話で受け付ける。

 支援内容は、交流を望む親と事前面談後、直接連絡を取り合うのが難しい父母の間に入り、面会日程を調整。子どもを預かり、面会相手の親への受け渡しや交流終了までの付き添いを行う。離れて暮らす子へのプレゼントの代理送付なども請け負う。サービスは有料。

 県の人口動態統計によると、県内の離婚件数は2003年に過去最多の2661件(人口千人当たり1・91)を記録。12~17年は1855~2003件(同1・44~1・55)の間で推移している。