【福井国体取材班】第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体2018」は8、9日、福井県内で行われ、本県は8日のボクシング決勝で成年男子ミドル級の梅村錬(拓大3年)が田中裕也(鹿児島・駒大)を5-0の判定で下し、少年ミドル級を連覇した2014、15年以来、3度目の国体王座に就いた。同バンタム級の佐々木康太(ALSOK岩手)は村田昴(和歌山・日大)に0-5で判定負けし、2位。13、15年の3位を上回る自己最高成績で3年ぶりに表彰台に立った。陸上成年男子やり投げは長沼元(国士舘大3年)が77メートル67の県新記録をマークし、2015年に優勝した少年男子Aに続いて同種目の2種別制覇を成し遂げた。成年男子110メートル障害の石川周平(筑波大院)は13秒74で4位、成年女子5000メートル競歩の熊谷菜美(国士舘大4年)は22分46秒15で7位に入り、少年女子共通三段跳びの山中愛仁果(あにか)(盛岡一高2年)は12メートル02で8位。ソフトテニス成年女子は広島が準優勝。アジア大会で個人と団体の2冠を達成した奥州市出身の高橋乃綾(のあ)(どんぐり財団)が第1ダブルスに出場した。

 最終日の9日、秋篠宮ご夫妻を迎えて福井市の福井県営陸上競技場で総合閉会式が行われ、閉幕した。平成最後となる国体は福井が50年ぶり2度目の天皇杯(男女総合優勝)を獲得。開催都道府県が3年ぶりに男女総合優勝を果たした。福井は皇后杯(女子総合優勝)も初めて手にした。本県の男女総合成績は939・5点で天皇杯24位。前回の1126点、14位をともに下回ったが、目標の20位台は達成した。第74回大会は来年9月28日~10月8日に茨城県で開催される。