陸前高田市の酔仙酒造(金野連(つらね)社長)は1日、日本酒造組合中央会が定めた「日本酒の日」に合わせて、大船渡市猪川町の大船渡蔵から「活性原酒 雪っこ」を今季初出荷した。東日本大震災で被災した同社は、看板商品に復興への強い思いを込める。

 同蔵で出荷式を行い、神事の後、新酒完成を知らせる新しい杉玉を玄関前に掲揚した。商品はトラックに積み込まれ従業員約30人が見送った。

 雪っこは、とろっとした口当たりとまろやかな味わいが特徴のにごり酒。この日の初出荷数量は2万4千リットルで、県内や東北の酒販店で販売を開始。本年度の出荷数量は昨年度より約9千リットル多い13万6千リットルを見込み、東日本を中心に販売する。