【東京支社】バレーボールの全日本高校選手権(春高バレー)第2日は5日、東京体育館で2回戦が行われ、県勢は女子の盛岡誠桜(4年連続23度目)が富山第一(5年連続10度目)に0-2で敗れ、5年ぶりのベスト16進出を逃した。第1セットを20-25で先取され、第2セットも21-25と及ばず、2セットを連取された。男子は全国高校総体王者の鎮西(熊本)が埼玉栄に2-1で逆転勝ちし、3回戦に進んだ。総体準優勝の開智(和歌山)も創造学園(長野)に2-1で勝ったが、前回覇者の駿台学園(東京)は総体4強の愛工大名電(愛知)に1-2で競り負けた。女子は3連覇を目指す下北沢成徳(東京)が京都橘を2-0で退け、総体優勝の東九州龍谷(大分)も氷上(兵庫)にストレート勝ち。八王子実践(東京)は四天王寺(大阪)を2-1で下し、金蘭会(大阪)も勝ち上がった。 

 「硬くなった」悔い残す

 盛岡誠桜は流れをつかめず、2回戦で姿を消した。エース佐々木海空(みく)(3年)は「2枚つかれたブロックを動かし、上、横から打とうとしたが、硬くなり決めきれなかった。ベストパフォーマンスができず、悔いが残る」と唇をかんだ。

 「サーブで崩し、ミスを出さない展開にしたい」と試合に臨んだ。しかし、第1セット中盤、ラリーを落とし、チャンスボールも生かせず徐々に引き離された。

 第2セットは1回戦突破の原動力、ウイングスパイカー(WS)菅原美幸(3年)の連日の活躍で17-14とリードを奪ったが、時間差やフェイントなど多彩な攻撃を止められず逆転を許した。伊藤崇博監督は「ミスも出て、流れをつかめなかった」と悔やんだ。

 それでも、インターハイ予選敗退、出場権を逃した国体から、成長した姿を見せた。右肩を痛めた荒木優那主将(3年)を欠く中、2試合とも10点以上をマークした菅原や随所に強打を見せたWS向井夏琳(2年)らが力を発揮した。

 「指導陣に頼らず、自分たちでやろうという気持ちが出てきていた」と伊藤監督も感じていただけに、惜しまれる敗戦だった。

(斎藤孟)