【東京支社】バレーボールの全日本高校選手権(春高バレー)は4日、東京体育館で開幕して1回戦が行われ、男子の不来方(6年ぶり13度目)は清風(大阪第2、3年連続25度目)に17-25、22-25でストレート負けした。

 「あと1点」が遠く

 不来方は持ち前のコンビバレーを随所に発揮したが、最後まで清風(大阪第2)のリズムを崩せなかった。

 コンビバレーには、攻撃につなげるサーブレシーブが重要だ。しかし、第1セットはサーブで崩される場面が多く、攻撃が単調となり、切り返された。

 第2セットはウイングスパイカー只野圭吾(3年)の強打や196センチのミドルブロッカー(MB)新谷翼(2年)が高さを生かした速攻やブロックで中盤まで食い下がった。しかし、勝負どころであと1点が取れなかった不来方に対し、清風は確実にサイドアウトを取った。佐々木幸浩監督は「最後まで攻めの姿勢で戦い抜いてくれたが、相手はミスが少なかった」と敗因を語った。

 昨夏から取り組んだ体幹強化などのトレーニング、チームとしての一体感など全国舞台に向け積み上げたものは来年への財産となる。セッター南谷亜輝主将(3年)は「周りがすごくいいアタッカーで支えてくれた。感謝している。来年は春高だけでなく、インターハイにも出て結果を残してほしい」と後輩に託し、新谷は「スパイクのパワーを付け、また戻ってきたい」と全国での経験を糧にすることを誓った。