【東京支社】世界遺産「平泉の文化遺産」拡張登録検討委員会(委員長・田中哲雄元東北芸術工科大教授、委員8人)は8日、東京都内で第13回会合を開き、年度末に文化庁に提出予定の推薦書案の顕著な普遍的価値(OUV)について議論した。登録済みの資産と政庁の一体性をどう説明するかが改めて今後の課題とされた。

 委員5人を含む関係者約30人が出席。県がこれまで示している4案(表のA、Bで各2分類)について意見交換した。

 委員らはB-2案について登録済みの無量光院跡(平泉町)と、奥州藤原氏の政庁とされる柳之御所遺跡(同)の一体性を説明するための景観的な課題を指摘した。