吉田沙保里選手や天野浩教授らが、新聞を巡り意見交換した座談会

 【名古屋市で東京支社・鈴木優香理】第22回NIE全国大会(日本新聞協会主催)は3日、名古屋市の名古屋国際会議場で開幕した。「新聞を開く 世界をひらく」をスローガンに、全国のNIE(教育に新聞を)に関わる教員や新聞社の関係者ら約2300人が参加し、4日まで新聞を活用した学びの可能性や課題への理解を深める。

 ノーベル物理学賞受賞者の天野浩名古屋大教授が講演し、研究の道のりや受賞時の取材の裏話を紹介。「新聞記事は研究の羅針盤だ。よりよい世界をつくる素材として使えば明るい未来につながる」と語った。

 レスリング女子で五輪3連覇した吉田沙保里選手らを交えた座談会では、紙とインターネットの特性など新聞を巡る話題を挙げ、取材を受ける側や読者らが互いの視点で意見交換した。

 不来方高の高舘信子教諭は「天野教授の話から、新聞は生徒にとっても羅針盤になると感じた。学校でどう生かすか分科会でも学びたい」と意気込んだ。

 次回大会は「新聞と歩む 復興、未来へ」をスローガンに、来年7月26、27両日、盛岡市を主会場に開催される。