第94回全国高校野球選手権岩手大会第10日は19日、盛岡市の県営球場で準決勝2試合を行い、盛岡大付と花巻東が勝ち上がり甲子園切符に王手をかけた。

異次元、豪腕大谷が本領

 衝撃の数字が電光掲示板に浮かんだ。高校球界「最速」の160キロ。花巻東の主戦大谷翔平(3年)がマウンドでガッツポーズする。昨夏、今春と甲子園で悔し涙を流した193センチ右腕がついに本領発揮。「160キロは監督と一緒に目標にしてきた数字。出せてうれしい」と笑顔を輝かせた。

 今大会初先発のマウンドで初回から150キロ台を連発。一関学院も直球狙いで食らい付いた。初回2死一塁から155キロを相手4番に左翼へ痛打され1失点。冷静になり、チェンジアップなど変化球も駆使して計13奪三振。力みも消えていった。

(村上)