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米沢(福岡)男子砲丸投げ3位 沖縄高校総体


 【沖縄県で本社記者団】全国高校総体(インターハイ)の第2日は29日、沖縄市などで競技が始まり、県勢は陸上の男子砲丸投げで米沢茂友樹(福岡3年)が16メートル10で3位、佐藤征平(高田3年)が15メートル83で6位に入賞した。同種目で県勢が同時に入賞したのは1949年以来61年ぶり。バスケットボールは男子の盛岡市立、女子の盛岡白百合学園がともに1回戦で敗れた。バドミントンは男子の前沢が2回戦で、女子の花北青雲が1回戦で姿を消した。弓道は男子の黒沢尻工、女子の伊保内がともに予選を通過し、決勝トーナメントに駒を進めた。自転車は個人ロードレースで菊地啓汰(水沢農3年)が12位に入った。ボクシングはライト級の小沢翔吾(黒沢尻工3年)が1回戦を突破した。

 陸上女子やり投げは佐藤友佳(大阪・東大阪大敬愛)が高校記録を2メートル78も更新する57メートル31をマークして初優勝した。男子400メートルは山崎謙吾(埼玉栄)が47秒79で2連覇。バスケットボールは女子で5連覇が懸かる桜花学園(愛知)、男子で前回覇者の福岡第一が順当に1回戦を突破した。

 土壇場で真価発揮 米沢

 男子砲丸投げの米沢茂友樹(福岡3年)が勝負強さを見せた。決勝1投目は14メートル43と完全な失敗。2投目もファウルで、この時点で決勝進出者12人中最下位。上位8人に入らなければ、4投目に進むことができない。

 「びびった」と米沢。後がなくなった3投目。「ここまできたら、自分の力を出すだけ。成功しても、失敗しても、それが実力」と、練習で培った力を信じて投じた鉄球は大きな弧を描き15メートル73をマーク。一気に4位に順位を上げ、4投目以降の権利を勝ち取った。

 重圧のかかる場面での強さは、東北高校選手権の円盤投げで実証済みだ。同じような局面で迎えた3投目で起死回生の大会新を出し、インターハイ切符を勝ち取った。

 気負いが取れた4投目は16メートル05、最終6投目に16メートル10まで記録を伸ばし、3位に食い込んだ。大会前に日本陸連がまとめたランキングでは3位。大舞台で、ほぼ実力を発揮しての表彰台だった。

 「17メートルを目標にしていたが、最初に勢いに乗れなかった。4投目以降は強気でいけた」と米沢。自己ベスト(16メートル43)に及ばない記録には満足はしなかったが「優勝を狙っていたけど、入賞できてよかった」と順位には笑みを浮かべた。

 尾形真也監督は「最初は緊張して体が動いていなかった。円盤投げでは自己ベストを更新してほしい」と励ました。円盤投げのランキングは1位と3センチ差の2位。悔いのない投てきができれば、きっと頂点に立てるはずだ。

(工藤)

【写真=男子砲丸投げ決勝 16メートル10をマークし3位入賞した米沢茂友樹(福岡)の6投目=沖縄市・県総合運動公園陸上競技場】

(2010.7.30)

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