WWW http://www.iwate-np.co.jp

地元Vへ県勢闘志 25日から全国高校選抜ハンド


 第33回全国高校ハンドボール選抜大会は25日から6日間、花巻市総合体育館など県内3会場で開催される。「イーハトーブの風に乗り 花巻(はなま)く世界へ君は翔ぶ」がスローガン。大会は今回から3年間、本県が会場になる。2011年北東北インターハイ、16年岩手国体を控え競技力向上につながる絶好の機会。県勢は男子に不来方と盛岡一、女子に不来方が出場し全国の精鋭を迎え撃つ。

 男女ともブロック予選の上位など40校が出場する。男子は昨年のインターハイを制した興南(こうなん)(沖縄)、前回大会覇者の北陸(福井)に力がある。有力校ひしめく九州地区大会を勝ち上がった小林秀峰(しゅうほう)(宮崎)、東海代表の愛知(愛知)も上位をうかがう。地元優勝を狙う不来方の最初のヤマ場は準々決勝か。北陸との対戦が有力でまずは4強入りを決めたい。盛岡一は初戦でインターハイ優勝経験もある氷見(ひみ)(富山)と当たる。

 女子は近畿勢の優勝争いか。近畿第1代表の洛北(らくほく)(京都)、インターハイ覇者の四天王寺(大阪)、四天王寺を府大会で破った宣真(せんしん)(大阪)が軸になりそう。インターハイ2位の名古屋経大市邨(いちむら)(愛知)も強豪。不来方は1回戦で栃木商(栃木)と対戦。勝てば2回戦は華陵(かりょう)(山口)。どちらも全国常連校で接戦になりそうだ。

 開会式は25日午前8時35分から花巻市総合体育館で。期間中、盛岡市出身で日本ハンドボールリーグ2季連続得点王の上町史織(石川・北国銀行、盛岡二高−国士大出)らを招き、小中高生への指導やトークショーなどを行う。

 男子・不来方 長身生かし鉄壁守備

 10年連続16度目の出場。東北高校選抜は、決勝で湯沢(秋田)を36−15で下した。長身選手が多く鉄壁の守備が持ち味。1年生も攻撃力ある選手がそろい層が厚い。この大会は過去2度の3位が最高成績。地元の声援を受け、初優勝を目指す。

 堅い守備は192センチのGK佐々木亮輔、188センチのポスト村田知紀、186センチのセンター森田啓亮主将(いずれも2年)が軸。

 攻撃ではスピードとバネのある右サイド長沢誠、左45度の千葉敦(ともに1年)がカウンターから切れ込み、村田や森田の打点の高いシュートも決定力がある。

 男子・盛岡一 得点源はサイド攻撃

 5年ぶり5度目の出場。攻守にバランスが取れたチームに仕上がった。1回戦から強豪との戦い。まずは初戦突破に全力を注ぎたい。

 得点源は左サイド藤沢亮太と右45度のサウスポー大津恭平(ともに1年)。左右両方から相手守備のすきを逃さずロングシュートを狙う。センター大西裕人主将(2年)は視野が広く、ゲームメークが巧みな司令塔。突破力もあり自ら積極的にゴールも狙う。ポストの金野大地(1年)が急成長し、2月の東北高校選抜後からスタメン入り。183センチの高さを生かし守備の要になる。

 女子・不来方 粘り強いプレー身上

 3年連続7度目の出場。県予選は少ない部員ながら全員が最後まで走り切って優勝した。

 センター鹿原花純(1年)が東北高校選抜で右足をけがし、控え選手のいない7人ぎりぎりでプレーする。ハンディを背負いながらもチームワークよく8強を目標に掲げる。

 全員で粘り強く守る。170センチのGK阿部奏恵(1年)は県予選でも好セーブを連発した。

 攻撃は状況判断力にたけた左45度の大山蘭那、右45度の佐藤佳代子主将(ともに2年)の2人にボールを集める。長身の坂松彩(1年)のポストプレーを絡め、相手守備を揺さぶり好機をつくる。

(2010.3.20)

トップへ