不来方(男子)2年ぶりV 全国高校選抜バレー県予選
バレーボールの第41回全国高校選抜優勝大会県予選会最終日は7日、奥州市の水沢総合体育館で男女の決勝を行った。男子は11月の県高校新人大会を制した不来方が2年ぶり7度目、女子は盛岡女子が2年連続18度目の優勝で「春高」の出場権をつかんだ。
男子の不来方は高さと速さで第1セットから優位に立った。188センチのウイングスパイカー竹内蓮と186センチの中村俊介主将(ともに2年)のスパイクで得点を重ねた。的確なブロックでも反撃を許さず、花巻東に3―0でストレート勝ちした。
盛岡女子は178センチの高橋沙織(2年)と跳躍力のある戸舘希恵(1年)の両レフトを中心に高田を圧倒。第3セットは接戦になったものの、3―0で勝った。
不来方と盛岡女子は3月20日から東京・国立代々木第一体育館で開催される全国大会に出場する。
3枚ブロックが威力 不来方
不来方が危なげない試合運びで「春高」への切符を手にした。188センチのウイングスパイカー竹内蓮、186センチの中村俊介主将ら高さのある2年生と中学時代にJOCジュニア五輪カップで8強入りしたセッター花坂郁也、リベロ野沢辰義ら技術を持つ1年生がうまくかみ合った。
第1セットは互角の立ち上がりから、竹内らの強打が決まり先取。第2セット、花巻東は180センチのエース阿部高明(2年)に球を集めて反撃し接戦となったが、不来方は粘りのあるレシーブでリードを許さない。サイド攻撃された際に見せる3枚ブロックが効果的だった。
ブロックで7得点を挙げた竹内は「サーブで崩された時に、相手はライトかレフトからしかこない」と攻撃パターンを読み切っていた。第3セットも中村のスパイクや竹内のブロックで相手を寄せ付けなかった。
小林利勝監督は「昨年に比べ、1年生が入ったことでディフェンス面がしっくりきた」という。4月からレギュラーに起用し、高校バレーに慣れさせてきた。練習では、レギュラーチームは2本連続で決めなければ得点にならない変則ルールで試合をさせ、体力面だけでなく精神面も鍛えてきた。身長のある選手はレシーブよりブロック、低い選手はレシーブと役割分担も徹底している。
県新人大会に続き、今大会も1セットも落とさない完勝だった。指揮官は「春高では何とかセンターコートに立ちたい」と4強入りの高い目標を掲げた。
(工藤)
【写真=男子決勝 不来方―花巻東 第1セット、不来方の竹内蓮(2)、藤井剛(9)のブロックが決まり、13―8とする=奥州市・水沢総合体育館】
(2010.2.9)
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