グルージャ首位浮上 東北社会人サッカー
東北社会人サッカーリーグ1部は13日、盛岡市の盛岡南公園球技場などで第13節の4試合を行い、グルージャ盛岡はFC秋田カンビアーレを14−0(前半5−0)で下し通算10勝3分けの勝ち点33として首位に立った。福島ユナイテッドFCは盛岡ゼブラに9−1で勝利し勝ち点は同じ33。総得失点差でグルージャが2点上回り、最終節で優勝が決定する。
グルージャは前半16分、MF上山愛史(遠野高−国士大出)のシュートで先制すると、19分、23分とFW加藤浩史が連続得点。31分にDF山本郁弥が決めて4−0とし、33分には加藤が前半だけでハットトリックを達成し5−0とした。後半も攻撃の手を緩めず加藤はさらに2得点。MF、FW陣が次々とゴールネットを揺らして9点を追加し、14−0の大差で圧倒した。
最終節は10月4日。グルージャはリーグ3位のNECトーキン(宮城)と対戦し、福島ユナイテッドは4位のFC秋田カンビアーレと戦う。グルージャ、福島がともに勝利した場合、総得失点差でリーグ覇者が決まる。
攻めの気持ち貫く
14点は今季のリーグ最多得点。グルージャの選手は最後まで足を止めず、ゴールを狙い続けた。5得点したゲームキャプテンのFW加藤浩史は「優勝するには点を取るしかない。最初から攻めて、攻めて、気持ちは途切れなかった」と歯切れよかった。
優勝を争う福島ユナイテッドFCも同じ勝ち点で並ぶ。グルージャが3連覇するには勝利が不可欠。さらに、残り少ない試合数で得失点差が絡むシビアな戦いを抜け出すため、どれだけ大量得点できるかが重要だった。
開始早々から主導権を握った。DFが中盤で素早くプレスを掛け、MF、FW陣が個人技でゴール前に持ち込む。前半16分、右サイドをドリブルで上がったMF金子恵のセンタリングにMF上山愛史(遠野高−国士大出)が合わせ先制。この1点をきっかけに、怒とうのゴールラッシュが始まった。前半だけで5−0。後半は一方的な展開でさらに9点追加し、相手に反撃のすきを与えなかった。
1試合を残し得失点差2でリーグ首位に立ち最終戦は下位のNECトーキンとの戦いだが、まったく余裕はない。ライバルの福島の相手はグルージャに大差で敗れた秋田だからだ。グルージャは最後の試合も大量得点しなければ栄冠に手は届かないだろう。
吉田暢監督は大勝しての首位浮上に「予想以上の出来」と選手をたたえながら「ここでほっとしないこと。最後まであきらめずいいゲームをして優勝を狙いたい」と気を引き締めた。
(角田)
【写真=グルージャ盛岡−FC秋田カンビアーレ 前半、グルージャ盛岡のFW加藤浩史が相手守備をかわしてシュートを放つ=盛岡市・盛岡南公園球技場】
(2009.9.14)
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