小笠原と夢の時間 オガサFC盛岡で練習会
サッカー元日本代表MFの小笠原満男=鹿島アントラーズ、盛岡・大宮中−大船渡高出=がシーズン中に盛岡にやって来た。自らの名前を冠した新チーム「レノヴェンス オガサFC」などの合同練習会が29日、盛岡市の盛岡南公園球技場で行われ、チームの総合アドバイザーを務める小笠原が直接指導。子どもたちは一緒にミニゲームをするなど大喜びだった。
岩手のサッカー界に新しい風が吹いた瞬間だった。午後5時、小笠原が地元盛岡のピッチに立ってリフティングやフリーキックを披露。古里まで駆け付けてくれるトップ選手と、次世代を担う子どもたちが共有する夢のような時間が岩手にはある。集まった小学1−6年生約200人への直接指導がスタートした。
Jリーグ公式戦が日本代表戦などで中断され、チームもオフとなったために実現。年明けにレノヴェンスを視察した際は、けがでプレーできず「次の機会があれば、ぜひやりたい」と語っていた小笠原が早速、約束を果たした形だ。
小笠原は「今日は一緒にサッカーをやれる。プレーを見てもらったり、質問があれば何でも教えたい。自分も子どものころを思い出して楽んでいる」と和やかな表情。将来のJリーガーを目指す選手たちに「まずは楽しく。そして向上心を持って練習してほしい」とエールを送った。
新しい風を意味するレノヴェンス。地域への恩返しを誓った小笠原を中心にフィールドに笑顔が広がった。中村司代表は「子どもたちは『次に会えるときまでに、もっとうまくなりたい』と練習してきた。交流は選手たちにとって大きな励みになる」と目を細めていた。
(2009.5.30)
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