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岩手大全勝対決で激突 北東北大学野球春季リーグ


 北東北大学野球春季リーグ1部で開幕4連勝と勢いに乗る岩手大は9日から、秋田県大仙市の太田球場で強豪八戸大との2連戦に挑む。両チームは富士大とともに4戦無敗で首位に並ぶ。現行リーグが発足した1991年以来、国立大初の制覇を狙う岩手大は、3戦連続完投勝ちの主戦三浦翔太(2年)=盛岡大附高出=に期待。リーグ戦(10試合)折り返しのヤマ場となる全勝対決に注目が集まる。

 昨年の秋季リーグで過去最高の7勝(3敗)を挙げ同率首位の富士大とのプレーオフで優勝を逃した岩手大が悔しさを胸に、春の白星街道をひた走る。

 エース三浦が抜群の安定感で快進撃を支える。初戦完封を含め3戦27イニングで失点わずか2、防御率は0・67。四球ゼロの制球力が光る。沢村省逸監督は「走者を背負っても落ち着いて試合をコントロールできる。2年生になり『自分がやる』と強い気持ちが出てきた」と信頼する。

 130キロ台の直球やスライダーは右下手から浮き上がるような球筋。時折繰り出す横手投げやスリークオーターのカーブ、スライダーは正反対に沈む。緩急自在の投球で奪三振37をマークした。

 八戸大はプロのスカウトも注目する主戦桜田裕太郎(4年)が14回無失点。同じ左腕の塩見貴洋(3年)は13回無失点で、ノースアジア大戦は参考記録(八回コールド)ながら「完全試合」と好調だ。

 岩手大は機動力を駆使して1点をもぎ取る攻撃で対抗する。千葉秀幸(4年)=花巻東高出=ら中軸が勝負強い打撃ができるか。

 沢村監督は「相手は140キロ超の本格派投手を何人も擁する強豪で、うちが得意な重盗など手の内も知っている。次の手を考えるしかない」と策を練る。エース三浦は「八戸大とは『やらせてもらう』という感覚。チーム全員で挑戦者として戦うだけだ」と気を引き締める。

【写真=3連続完投で岩手大の快進撃を支える主戦三浦翔太】

(2009.5.8)

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