三段は近間が初優勝 県段別柔道選手権
柔道の第30回県段別選手権・第17回県女子選手権大会は3日、盛岡市の県営武道館で行われ、県段別選手権三段は近間秀明(盛岡少年刑務所)が初優勝、3連覇を狙った本波邦盛(県警)は準決勝で敗れた。
初段は延足武(盛岡中央高2年、久慈中出)、二段は後藤貴陸(富士大3年)がそれぞれ制し、四段は菅原洋一(県警)、五段は工藤丈明(県警)が優勝した。
県女子選手権は小山玲子(県警)が初優勝を飾った。
三段で優勝した近間や準優勝の松田裕樹(県警)、3位の本波、四段で優勝の菅原洋一、準優勝の菅原義景(盛岡少年刑務所)、県女子選手権優勝の小山、準優勝の新沼幸子(高田高)は、3月2日に仙台市の宮城県武道館で行われる全日本柔道選手権東北予選に出場する。
最後まで集中力途切れず 近間
県段別選手権の三段は、最後まで集中力を切らさなかった近間秀明(盛岡少年刑務所)が初の王座に輝いた。有力選手が早々に姿を消し、3連覇を狙っていた本波邦盛(県警)も準決勝で敗れる波乱の展開。その中、近間は「仲間の声援で試合に集中できた」とチームメートに感謝した。
決勝の相手は、本波を倒して勢いづく松田裕樹(県警)。少ないチャンスを狙って仕掛けても、柔軟な体で巧みにかわされ、技が決まらない。近間は「あせって負けるのが自分の負けパターン」と気持ちを落ち着かせ、あえて一本は狙わず判定勝ちを狙って攻め続けた。
5分間の攻防戦の末、判定は3−0。近間が優勝をもぎとった。東京出身で、亜細亜大卒後に刑務官として盛岡刑務所に着任し4年目。初の本県代表として全日本柔道選手権東北予選に出場する。
近間は「得意の大外刈りは決められなかった。東北予選では一本取って勝ちたい。一試合ずつ全力で戦う」と決意を新たにした。(角田)
【写真=三段の部決勝 積極的に仕掛け、初優勝した近間秀明(盛岡少年刑務所)(左)=盛岡市・県営武道館】
(2008.2.4)
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