ほとんど12世紀の100年を覆う平泉の時代は、日本史上の一大画期とされる大化の改新から数えても500年にわたる東北地方の古代から中世にわたる長い歴史の帰結点にあたる。この連載は、世界遺産の本登録を目前にした平泉の成り立ちを、大化の改新前後の時期にさかのぼる東北地方の歴史の中に位置づけて考えてみようというものである。
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工藤 雅樹(くどう・まさき)
1937年生まれ、盛岡市出身。東北大文学部卒。同大学院博士課程、助手などを経て89年福島大教授、03年定年退官。04年から東北歴史博物館(宮城県多賀城市)館長。岩手県文化財保護審議会会長、「平泉の文化遺産」世界遺産登録推薦書作成委員会委員長などを務める。仙台市在住。 |
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