貧困問題解決へ団結<不来方高>
矢巾町南矢幅の不来方高(内沢英明校長、生徒925人)外国語学系2年生は16日、世界の貧困問題解決を目指す国際的活動「スタンド・アップ・テイク・アクション」に参加し、特別授業を実施した。貧困層の半減を目標に、2000年に国連が採択したミレニアム開発目標(MDGs)について学習。生徒たちは問題解決へ自分たちができることを考え、世界の現状に理解を深めた。
「スタンド・アップ・テイク・アクション」は、貧困問題に取り組むNGO(非政府組織)ネットワークが主催し、国連広報センターが協力。15年までの貧困人口半減を目指し、国連が2000年の総会で採択したMDGsを各国が守ることを求めるキャンペーンだ。今年は18日まで3日間実施する。
途上国への資金援助や技術支援は進んでおらず、現状では目標達成は困難とされる。問題解決を願う意思表示として、宣誓文を読み、立ち上がる姿を撮影し、主催者に報告する。昨年は世界で1億人以上が参加し、前年のギネス記録を更新している。
不来方高は昨年に続く参加で、今年は2年生32人が特別授業を受けた。国際理解教育に取り組む鷹觜洋子教諭が指導し、子どもの死亡率低下やエイズなどの拡大防止、環境保護を盛り込むMDGsを学習した。
貧困の半減へ各自ができることを考え、用紙に記入。遠藤美里さんは「不要になった衣服を現地に送りたい」、高橋里奈さんは「フェアトレード商品を買うようにする」と意欲を示した。
鷹觜教諭は「世界に対する生徒たちの意識の高まりを感じる。子どもたちに知る機会を与えるため、キャンペーンに興味を持つ学校が増えてほしい」と願っていた。
(2009.10.17)
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