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A白糸の滝(西和賀)

秋色に輝く水しぶき
2017年10月28日

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 秋が深まり、紅葉に染まる県内。西和賀町の女神山(956メートル)の麓にある白糸の滝は、流れ落ちる水しぶきと、黄や赤に彩られた背景が鮮やかなコントラストを描いている。

 女神山登山口の駐車場から15分ほど歩くと、白糸の滝へ下りる道に入る。大きなブナの木が目印だ。急斜面をロープをつたいながら一歩一歩慎重に下っていく。「ザザーッ」。絶え間なく流れる水音が聞こえ始めた。はしごで整備された斜面を下り、川へ下りる。途端、圧倒的な光景に心を奪われた。落差約30メートル。糸を引くように降り注ぐ幾条もの線が岩肌を流れ落ちていく。

 黄や赤に色づいたブナやアカシデが滝の背景をあでやかに彩る。時折差し込む陽光が一層色を際立たせている。水が落ちる音と川のせせらぎが重なり合って耳に入ってくる。時間を忘れ、景色に身をゆだねる。季節ごとに装いを変える岩手の山並みは、鮮やかな秋色に輝きを増している。

(文・写真 報道部・山本毅)

【写真=紅葉に染まった木々から降り注ぐように流れる白糸の滝=西和賀町下前】

 メモ 女神山の麓にあり、降る滝、姥滝(うばたき)とともに女神三滝の一つ。西和賀町清水ケ野の県道1号沿いにある看板を目印に下前方面へ約6キロ進み、Y字路を右へ。幅の狭い砂利道を5キロ走ると駐車場があり、そこから徒歩約20分。登山靴や長靴が必要。



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