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@全国太鼓フェスティバル(陸前高田)

熱き鼓動打ち鳴らす
2017年10月16日

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 全身を震わす太鼓の音が響く。東日本大震災で被災した陸前高田市の全国太鼓フェスティバル(実行委主催)は15日、同市高田町の一中体育館で開かれ、熱き鼓動をとどろかせた。

 県内外の10団体が参加し、地元の氷上(ひかみ)太鼓と気仙町けんか七夕太鼓なども熱演を繰り広げた。中でも、迫力ある音で約550人の観客を魅了したのは、同フェス開催の原動力となり、初回の1989年から毎年出場する気仙町けんか七夕太鼓だ。

 「ドドン、ドン、ドドンドドンドドン、ドン」。白い鉢巻きにさらしを巻いた男たちが、天高くばちを振り上げ、気合の入った掛け声とともに太鼓を打ち鳴らす。魂を揺さぶる音が会場をのみ込んだ。

 気仙町けんか七夕保存会の千葉隆一さん(22)は「皆さんの心に響かせ、これからも元気を与え続けたい」と使命感に燃える。深く響く太鼓の音色が、郷土の復興を後押しする。

(文・写真 報道部・山本毅)

【写真=力強い太鼓の音を響かせる気仙町けんか七夕保存会のメンバー=15日、陸前高田市高田町・一中体育館】

 メモ 全国太鼓フェスティバルは気仙町けんか七夕太鼓を活用した地域おこしとして、1989年からスタート。2011年は東日本大震災で会場の陸前高田市民体育館が津波で被災したため、名古屋市で開催。翌年から地元で復活している。



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