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 季節感が際立つ岩手の四季、各地に息づく郷土芸能の数々、恵みをもたらす豊かな海と大地−。魅力にあふれた、さまざまな音がそこにある。時に心を癒やし、体を震わす。じっくり耳を澄ますと、聞こえる音もある。県内各地を巡り、音が聞こえる被写体にカメラを向ける。

(随時掲載)

Fスノーワンダーランド(葛巻)

雪はみんなの友達だ
2018年1月15日

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 葛巻町のくずまき高原牧場は真っ白い雪に覆われている。同牧場が主催する18回目のスノーワンダーランド。県内外から参加した小中学生26人の元気な声が広い雪原に響き渡っている。

 「ザクッ、ザクッ」。雪深い牧場の斜面を駆け上がる子どもたち。丘に登っては雪へダイブしたり、そり遊びに夢中だ。「跳べーっ」「ハハハ」。強風が吹きつけ、雪しぶきにさらされても「シャワーみたい」と大喜び。岩手の冬は工夫次第で遊び場の宝庫だ。

 ワンダーランド10回目の参加となる帷子(かたびら)菜々香さん(盛岡・北厨川小6年)は「友達も増えたし、全てが楽しい。これが最後の参加なので全力で遊びたい」と瞳を輝かせる。

 4日に入村式を行った子どもたちは17日まで、雪遊びや酪農体験ホームステイ、切り出した雪塊を積み上げるイヌイットの仮設住居イグルー作りなどを体験する。2週間で育んだ友情はかけがえのない思い出となり、心に輝き続ける。

(文・写真 報道部・山本毅)

【写真=広大な雪原の斜面で、元気いっぱいジャンプする子どもたち=葛巻町葛巻・くずまき高原牧場】

 メモ スノーワンダーランドはくずまき高原牧場などを舞台に、小中学生が冬の自然や酪農ホームステイを体験し、仲間との交流を学ぶ。同事業は2001年から始まり、春にスターワンダーランド、夏にサマーワンダーランドを開催している。


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