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盛岡大付、挑む初勝利 センバツ出場32校決まる


 第82回選抜高校野球大会(3月21日から12日間・甲子園)の出場32校が29日に決まり、一般選考で本県の盛岡大付が7年ぶり2度目のセンバツ切符をつかんだ。県勢選出は初の3年連続となる。2008年一関学院、09年花巻東に続き異なるチームで春の甲子園へ。県内の野球レベルの高さをあらためて証明した形だ。

 盛岡大付は右の本格派白石猛紘(たけひろ)(2年)、緩急が持ち味の左腕高藤(たかとう)佑地(ゆうじ)(2年)ら力のある投手陣を中心とした堅守で、昨秋の東北大会準優勝に輝いた。したたかな試合運びが際立った。

 打線は1番佐々木雅敏(2年)にパンチ力があり、今上(いまかみ)智、槻舘洋弥(ともに2年)らが勝負強い。犠打、エンドランなど小技を絡めて着実に1点を積み重ねる攻撃スタイルを貫く。これまで春1度、夏6度の甲子園ではいずれも涙をのんだが、08年8月に就任した関口清治監督の下、チーム一丸で悲願の1勝に挑む。

 東北地区の一般選考は盛岡大付のほか、秋季東北王者の秋田商が順当に選ばれた。

 沖縄から大会初の2校選出となる嘉手納と興南が選ばれた。嘉手納は春夏通じて初の甲子園。興南は春は2年連続4度目の出場。

 21世紀枠は山形中央(山形)向陽(和歌山)川島(徳島)の3校。山形中央と川島は春夏通じて初、向陽は春36年ぶり15度目の出場となる。山形中央は昨秋の東北大会で8強入りした実力のほか、地域密着の活動をしている点が高評価。旧制の海草中時代に甲子園大会で活躍した向陽は文武両道を追求する姿が、川島は部員が18人しかいない困難な状況を克服した点が評価された。

 一般選考では夏春連覇を狙う中京大中京(愛知)や春3度優勝の広陵(広島)などが選ばれた。初出場は東海大望洋(千葉)宮崎工(宮崎)など6校。

【写真=センバツ出場が決まり、雪のグラウンドを長靴姿で駆け回る盛岡大付の選手たち=盛岡市下厨川・盛岡大付グラウンド】

(2010.1.30)

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