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市民ら1600人大声援 花巻東が準V報告会


 「よく頑張った」「感動をありがとう」。三日開かれた花巻東高の選抜高校野球準優勝報告会。会場の花巻市総合体育館には約千六百人の市民らが駆けつけ、甲子園での健闘をたたえた。やむことのない大声援にナインは「夏こそ日本一に」と士気を高めた。

 体育館には旗やカメラを手にした人が続々と来場。午後五時四十分ごろ、玄関前に選手を乗せたバスが到着すると、待ちかまえた市民らは「おめでとう」と旗を振って迎えた。

 佐々木洋監督と準優勝旗を持った川村悠真主将(三年)を先頭に野球部員が入場すると、会場は拍手と歓声、カメラのフラッシュの嵐。目を輝かせ、あこがれの選手の名前を叫ぶ子どももいた。

 佐々木監督は「この場に立ち、うれしさがこみ上げてきた。岩手の力でも絶対日本一になれる。県内のライバルとしのぎを削り、日本一を目指す」と感謝した。

 エース菊池雄星選手(三年)は「甲子園でも岩手からの応援を常に感じていた。夏こそ日本一になる」と力強く宣言。外野手斉藤奨選手(同)は「岩手の力を証明できた。野球とともに、礼儀など生活面でも日本一の野球部を目指したい」と決意を新たにした。

 花巻市四日町の教員坂本訓さん(34)は「勇気と感動をもらった。夏に借りを返してほしい」とエール。同市西宮野目の会社員葛尾ひめ子さん(49)は「選手を一目見たくて駆けつけた。精神面でさらに強くなり、頑張ってほしい」と期待した。

 花巻市はスポーツに関する新たな賞を創設し、花巻東高の栄誉をたたえる方針。大石満雄市長は「市民のスポーツ熱を高めるものにしたい」と意気込む。

【写真=「ばんざーい、ばんざーい」。チームの活躍をたたえ、万歳三唱する花巻市民ら=3日午後6時32分、花巻市・市総合体育館】

(2009.4.4)

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