花巻東、貫いた全員野球 勝負の終盤、1点に泣く
【大阪支社】第81回選抜高校野球大会最終日は2日、甲子園球場で決勝を行い、初出場の花巻東(岩手)は0―1で清峰(長崎)に敗れ準優勝だった。3年ぶり2度目出場の清峰が初優勝をつかんだ。花巻東の準優勝は、春夏通じて甲子園での県勢最高成績。東北勢では2001年の仙台育英(宮城)以来、8年ぶり。
試合は最速150キロを誇る花巻東の左腕菊池雄星(3年)と清峰の本格派右腕今村猛(3年)の投手戦。菊池は五回まで毎回走者を許しながら、速球を主体に力投した。二、三回は併殺、四回一死一、二塁は連続奪三振でピンチをしのいだが、七回二死一塁から中越え二塁打を浴び1点を失った。花巻東打線は四死球などで走者は出したが、七回まで散発2安打と苦しんだ。八回二死一、三塁も逸機。1点を追う九回は二死一、二塁と攻めたが、代打佐々木大樹(2年)が惜しくも倒れた。
花巻東は今大会1回戦で鵡川(北海道)を5―0で下し、第56回大会で4強入りした大船渡以来県勢25年ぶりのセンバツ白星を挙げた。2回戦の明豊(大分)戦も4―0で勝利。準々決勝は南陽工(山口)に5―3、準決勝は利府(宮城)に5―2と逆転勝ちし、センバツ初陣で決勝に進む快進撃だった。県勢のセンバツ通算成績は8勝14敗となった。
【写真=花巻東―清峰 8回裏花巻東2死一塁、佐藤涼が一塁線にバントヒットを決める。捕手川本=甲子園】
(2009.4.3)
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