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  2008年 第80回選抜高校野球大会


一関学院、健闘及ばず 選抜高校野球 2008.3.26

 【大阪支社】第80回選抜高校野球大会第4日は25日、甲子園球場で2回戦3試合を行い、2年ぶり2度目の希望枠で出場した一関学院は東洋大姫路(兵庫)=5年ぶり7度目出場=に1―4で敗れ、1984年に4強入りした大船渡以来の県勢24年ぶり白星と、同校として初の春1勝はならなかった。

 一関学院は先発菊地翔太(2年)が力のある速球で攻めたが、2回に味方の失策から崩れ、自らの暴投と左前適時打で1点先制された。3回にも2点を失い降板した。

 救援登板した阿部航(2年)が制球力抜群の投球で試合の流れを引き戻すと、6回に大会屈指の右腕、東洋大姫路の佐藤翔太(3年)から菅原義信(3年)がセンバツ大会県勢24年ぶりの本塁打で1点を返し1―3と詰め寄った。9回にも一死満塁のチャンスをつくったが、あと1本が出なかった。

 初出場の八頭(鳥取)は1―0で22年ぶり出場の宇都宮南(栃木)に競り勝った。エースの平木がテンポよく投げ切り、79球で3安打完封した。

 智弁和歌山(和歌山)は12―4で31年ぶり出場の丸子修学館(長野)に大勝した。3―4と逆転された直後の8回、一気に7点を奪った。

【写真=一関学院―東洋大姫路 3回途中からの救援登板で、試合の流れを引き戻す気迫のピッチングをみせた阿部航(左)】

一関学院きょう初戦 県勢24年ぶり1勝懸け 2008.3.25

 【大阪支社】第80回選抜高校野球大会に希望枠で2年ぶり2度目出場の一関学院は大会第4日の25日、2回戦第1試合(午前9時開始予定)で東洋大姫路(兵庫、5年ぶり7度目出場)と対戦する。県勢として第56回大会で4強入りした大船渡以来24年ぶり、同校としては初の春1勝を目指す。

 一関学院は試合前日の24日、兵庫県西宮市の大阪ガスグラウンドで、午前8時半から正午まで最終調整に励んだ。 

 守備練習は内外野の連係やサインプレーを確認し、フリー打撃にも約1時間かけた。1番の菅原義信(3年)、3番佐々木亮(3年)らが柵越えを放つなど打線も好調。投手陣は菊地翔太(2年)が約50球、阿部航と飯田翔(ともに2年)が30球程度の軽い投げ込みを行った。主戦菊地は「相手の前評判を気にせず、自分の投球をするだけ。仲間を信じてプレーする」と闘志を燃やした。

 今大会は21世紀枠の安房(千葉)、成章(愛知)がともに初戦を突破するなど特別枠の快進撃が続く。佐々木一真主将(3年)は「21世紀枠が健闘しているのに、希望枠の自分たちが負けるわけにいかない。競り合いに持ち込んで東洋大姫路に勝ちたい」と気を引き締めた。

 沼田尚志監督は「大量失点は避けたいが、1、2点は仕方ない。守備力重視の希望枠出場だが、選手には失策を恐れず思い切って伸び伸びとプレーさせてやりたい」と穏やかな口調で抱負を述べた。

一関学院、希望の行進 センバツの熱戦幕開け 2008.3.22

 【大阪支社】第80回選抜高校野球大会は22日午前9時から、第1期改修工事を終えた兵庫県西宮市の甲子園球場で開会式を行い、出場36校の熱戦が幕を開けた。希望枠で2年ぶり2度目出場の一関学院はセンバツ初勝利の闘志を胸に堂々と行進した。

 青空の下、入場行進は人気男性デュオ、コブクロの「蕾(つぼみ)」のメロディーに乗って、大会史上3度目の春連覇を目指す常葉学園菊川(静岡)からスタート。

 前回準優勝の大垣日大(岐阜)、駒大岩見沢(北海道)に続き、一関学院は全体の4番目で登場。選手たちは堂々と胸を張り、晴れやかに行進した。プラカードの校名は高校生の揮毫(きごう)が採用され、各校の生徒代表が持った。

 常葉学園菊川の前田隆一主将の優勝旗返還などの後、中京大中京(愛知)の矢沢英典主将(3年)が「記念すべき80回大会の誇りを感じ、ニュー甲子園ではつらつとプレーをする」と宣誓した。

 一関学院は大会第4日の25日、第1試合(午前9時開始予定)で5年ぶり7度目出場の東洋大姫路(兵庫)と対戦する。開会式後、佐々木一真主将(3年)は「歩いていて歓声が聞こえ気持ちよかった。甲子園に来た実感があらためてわいてきた」と充実した表情だった。

【写真=選抜高校野球大会の開会式で入場行進する一関学院ナイン=22日、甲子園球場】

一関学院の仕上がり順調 センバツ22日開幕 2008.3.22

 【大阪支社】第80回選抜高校野球大会は22日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。21日からは他校との練習試合が禁止となり、希望枠で2年ぶり2度目の出場となる一関学院の選手たちは開会式リハーサルに臨み、25日の東洋大姫路(兵庫、5年ぶり7度目出場)戦へ闘志を新たにした。

 一関学院は18、20の両日に練習試合をこなして投打とも仕上がりは順調だ。2年生投手3本柱のうち、けがから復帰した主戦菊地翔太が自己最速の140キロをマーク。打線はスクイズや盗塁を交えて「相手が嫌がるプレー」に徹する本来の形が戻った。選手たちは順調な仕上がりに自信を深めている。

 春夏合わせて5度の甲子園出場を誇る姫路工と行った18日の練習試合はレギュラー陣による第1試合を7−3で勝利。先発阿部航は5回まで無失点の好投。6回に四死球などで無死満塁とし、押し出しで1点奪われたところで交代した。ピンチで登板した菊地は2点取られたが、制球も球威も申し分なく自責点ゼロで締めくくった。

 最後の練習試合となった20日の琴丘戦は、菊地−阿部の継投で5−0の零封勝ち。琴丘は昨年秋、西姫路地区大会を制して兵庫県大会に進出した公立校。疲労が残る飯田翔を温存したが、先発菊地は自己最速140キロをマークした速球を武器に6回を投げて被安打1、9奪三振。阿部は残り3回を被安打ゼロで抑え、センバツ出場校の力を見せつけた。

 内角低めを突く強気の投球が光った菊地は「甲子園では外角だけでは通用しない。内角低めで最速が出てうれしい」と本番を見据える。阿部は「変化球中心に組み立てた。直球はもっと高さに注意して投げ分けたい」と修正点を口にした。

 打線もつながり始めた。琴丘戦は1番菅原義信(3年)、4番佐々木一真主将(3年)がタイムリーを放ち、7番矢守悠貴(3年)はスクイズをきっちり決めた。9番斉藤建斗(3年)が絶妙なバント安打を見せるなど相手のすきを突く幅広い攻撃で投手陣を支えた。沼田尚志監督は「打線の調子も上がっている。阿部は相変わらず安定感があり、菊地もめどがついた。飯田と3人をうまく組み合わせて東洋大姫路との初戦に臨みたい」と手応えを語った。

【写真=琴丘との練習試合で自己最速の140キロをマークするなど6回無失点と好投した菊地翔太投手=兵庫県姫路市・琴丘高グラウンド】

一関学院、守り専念 25日初戦へ感触確認 2008.3.20

 【大阪支社】22日開幕の第80回選抜高校野球大会に希望枠で2年ぶり2度目出場の一関学院は19日、甲子園練習を行った。選手たちは、第1期改修が終了したばかりの「ニュー甲子園」できびきびとした動きを見せ、25日の東洋大姫路(兵庫)戦に向けて闘志を新たにした。

 一関学院は、同日の練習割り当て16校のトップを切って登場。時折雨がぱらつく中、選手たちは練習開始を告げるサイレントの音ともに勢いよくグラウンドへ飛びだした。

 一関学院は打撃練習を一切行わず、練習時間30分をすべて守備に費やした。

 内外野ごとのノックからスタートして、全体での守備練習に約10分間。外野フェンスの打球の跳ね返り具合などを入念にチェックし、内野手は甲子園の土の感触を確かめるように丁寧なグラブさばきを見せた。

 他校なら次に打撃に移るところだが、一関学院は走者を置いてのシートノックを行った。「ランナー一塁」「ノーアウト二、三塁」と場面を想定して内外野の連係プレーを繰り返した。最後は2年生投手3本柱の菊地翔太、阿部航、飯田翔の3人が投球練習を行い、交互にマウンドに上がって力強い球を投げ込んだ。

 前回2006年の選抜出場時は打撃練習も行ったが、沼田尚志監督は「打つと慌ただしくなって効率が悪くなるので今回は守備に専念した。選手は緊張で最初はぎこちない動きだったが、声もよく出ていたので安心できた」と満足そうな表情だった。

 佐々木一真主将(3年)は「守備の確認がしっかりできた。あこがれの甲子園で野球ができる喜びを感じながら、気持ちを込めて練習できた」と充実感いっぱい。三塁手の斉藤建斗副主将(3年)は「緊張せずに切れのある動きが出せた。本番もしっかり行けそうだ」と手応えを感じていた。

【写真=「声出して行こうぜー」。甲子園練習に笑顔で駆けだす一関学院の選手たち=甲子園球場】

実践調整で手応え 一関学院が静岡合宿打ち上げ 2008.3.12

 第80回選抜高校野球大会(22日から13日間、甲子園球場)は12日、開幕が10日後に迫った。本県から2度目の希望枠で出場する一関学院(2年ぶり2度目)は、静岡県湖西市で行った2次合宿を打ち上げ、最終調整の段階に入った。8日には練習試合が解禁され、秋季東北大会以来5カ月ぶりの対外試合に臨むなど、実戦形式の練習に励む一関学院の選手たちは順調な仕上がりを見せている。

 3―10日に実施した静岡合宿は実戦的なメニューが中心だった。練習試合が解禁となった8日は2002年夏の甲子園に出場した興誠(静岡)とダブルヘッダーを行い、1勝1敗。1試合目は阿部航(下小路中出)、飯田翔(宮城・塩釜二中出)、菊地翔太(東水沢中出)の2年生投手陣3人が登板し、それぞれ制球に苦しみ計6失点。バックに失策もあった。

 硬さの取れた2試合目は打線が爆発し大量24得点。守備も無失策で抑え大勝した。10日は浜松大に5―9で敗れたが調子は上向きだ。「土のグラウンドに慣れる」が目標だった福島県いわき市での1次合宿から、地道な走り込みを行ったことが切れのある動きにつながってきた。

 沼田尚志監督は「実戦感覚が戻らない中、ある程度の手応えはあった。勝敗は関係ない」と本番までの順調な調整過程を強調した。2年前のセンバツ初出場は「無理に追い込み、野手が調整に失敗した」と苦い経験をしただけに、結果は急がない。高橋滋部長も「チーム全体を見ても4、5割の仕上がり。試合を楽しみにしていた選手たちの表情は明るい」と見守った。

 大量24点を奪った試合。1番菅原義信(3年、前沢中出)が本塁打を放つなど、個々の打撃は実戦に対応できているものの、沼田監督は「長打や盗塁などで、走塁の判断が遅い」と課題を挙げた。野手を置いて投手が投げたボールを打ち返すシート打撃や紅白戦など2次合宿の実戦的な練習を反復し、一関学院の持ち味である攻守にわたった「連係」や「つなぐ野球」を取り戻していくという。

 一関学院は11日に一関市に戻り、12日に佐々木一真主将(3年、中里中出)と沼田監督が大阪での組み合わせ抽選会(14日)に出発。選手たちは14日の出発式後、甲子園へ。15日からは一時四国に渡り、鳴門(徳島)や香川中央(香川)と練習試合を行う。沼田監督は「現地に入って気持ちが高まれば、選手の動きはもっと良くなる」と仕上がりに期待を込めた。

(学年は新年度)

【写真=選抜大会に向けた1、2次合宿を通して持ち味の守備に磨きをかけた一関学院=2月26日、福島県いわき市】



一関学院に選抜旗 「まずは1勝」力強く 2008.3.1

 第80回選抜高校野球大会(22日開幕、甲子園)に2度目の希望枠で出場する一関市の一関学院高への選抜旗授与式は29日、同校体育館で行われた。

 全校生徒の拍手に迎えられ、選手が登壇。小野寺佳代子校長が、毎日新聞の臼井進一盛岡支局長から受け取った選抜旗を佐々木一真主将(2年)に手渡した。

 野球部員を前に、臼井支局長が「集中力を高め、ベストの状態で大会に臨んでもらいたい」と述べ、県高野連の池田博男会長が「守備から流れをつくる伝統の野球で、甲子園で勝利をつかんでほしい」と激励した。

 福島県いわき市で行われた合宿から帰ってきたばかりの佐々木主将は「調子は上がっている。はつらつしたプレーでまずは1勝、そして日本一を目指したい」と力強く決意表明した。選抜旗は開会式の入場行進で使われる。

 チームは3日から静岡県湖西市で第2次合宿を行い、14日の組み合わせ抽選会に臨む。

【写真=小野寺佳代子校長(左)から選抜旗を受け取る一関学院野球部の佐々木一真主将】



生きた球相手に快音 一関学院が合宿で本格打撃 2008.2.26

 【福島県いわき市で村上弘明】一関学院はいわき合宿3日目の25日、グラウンドでの本格的な打撃練習をスタートした。冬場は体力強化の基礎練習を積み重ねてきた選手たちにとって約3カ月ぶりの生きた球を相手にしたバッティング。投手陣が投げ込む速球に始めは苦戦しながらも、徐々に慣れて快音を響かせた。

 右中間に柵越えを記録した3番の右翼手佐々木亮(2年)は「ピッチャーの生きた球を打つのは久しぶりだが、いい感じで振れた。甲子園では打率5割を目指す」と充実した表情。夜も宿舎で素振りを繰り返す努力の成果を喜んだ。

 5番を打つ中堅手藤原一秀(2年)も「昨年秋に比べて打球は伸びている。マシンで打つのと、投手の速球は違うのでさらに打ち込んで調子を上げたい」と気合十分だ。

 「1点を与えない野球」で勝つためには「1点をどう取るか」が問われる。チームはまだ打撃練習を開始したばかりだが、選手の意識は統一されている。四死球、バント、盗塁を絡めて相手を揺さぶる作戦だ。高橋滋部長は「守備のチームと言われるが、昨年秋は1年生投手陣を打撃で助ける形を考えていたチーム。専守防衛の『自衛隊野球』だけではない」と打線のつながりに期待する。

 逆方向に鋭い当たりを飛ばした左翼手阿部純(2年)は「ウエート練習の成果で、今が一番バットが振れている感じがする」と自信をみなぎらせ、1番打者の菅原義信(2年)も「調子はまだこれからだが、クリーンアップにつなぐ打撃を磨く。四球や足で相手にプレッシャーを与えて、試合の流れを呼び込みたい」と自信をのぞかせた。

 センター返しを徹底するスイングは冬を越え力強さを増した。守備力でつかんだセンバツ希望枠だが、打撃でも一関学院らしい粘りを発揮できるか。選手たちは甲子園をイメージしながら、バッティングの感触を確かめていた。

【写真=グラウンドで合宿初の本格的な打撃練習。昨年冬以来、約3カ月ぶりのバッティングとなった=福島県いわき市・東日本国際大附属昌平高グラウンド】


「逆転」呼んだ投手陣 一関学院が2度目のセンバツ希望枠 2008.1.30

 第80回選抜高校野球大会(3月22日から13日間、甲子園球場)に一関学院が出場を決めた。守備力重視の希望枠で2度目の選出は全国初の快挙。事前予想を吹き飛ばした「春一番」の朗報に選手は驚き、喜びを爆発させた。一般選考出場校以外で守備データ全国一を証明した一関学院は、伝統の守備で悲願の春1勝を目指す。

 土壇場の「逆転勝利」を自慢の守備でつかみ取った。あきらめかけたセンバツ切符を希望枠で手にした翌朝、雪で真っ白に覆われたグラウンドに、選手が踏み固めた道が真っすぐに伸びた。

 晴れ渡った青空に選手の威勢のいい声が響く。2人一組でボールを投げ合いダッシュを繰り返す選手たち。「センバツで1勝する」。明確になった目標に向かい、まだ背番号を持たない部員49人が新たなスタートを切った。

 再起に懸ける主戦右腕の菊地翔太(1年、東水沢中出)は「夏こそ甲子園に行くと頭を切りかえていたが、投げられるチャンスをもらった」と闘志を燃やす。

 昨秋からエースとしてマウンドに登り、県大会は4試合で防御率0・99の活躍。130キロ台後半の直球を武器にチームをけん引したが、全力で投げ続けた疲労から肩を痛め、10月の東北大会では1球も投げられなかった。

 約3カ月、投げられない不安と悔しさを下半身の強化にぶつけた。走り込みと股(こ)関節の強化に励んだ結果「軸足が安定して、投球時に左手の遊びがなくなった。直球は8割の力で投げても以前の球速と変わらない」と復活の舞台を甲子園に見定めた。

 しかし復調したとはいえ、菊地にとって甲子園のマウンドは約束されたものではない。東北大会4強入り、そして希望枠選出の原動力には1年生投手の阿部航(下小路中出)、飯田翔(宮城・塩釜二中出)の好投があったからだ。

 阿部は丁寧にコースを突く投球で、2回戦の完封を含む17イニング1失点、飯田はキレのあるスライダーを武器に3回戦で2失点完投。失点や被塁打、与四死球の少なさが評価される希望枠選出の立役者となった。沼田尚志監督は「エースを決めず、競い合わせたい。他の投手も出てくるかもしれない」とライバル心をくすぐる。

 センバツまであと2カ月。制球力の良さで打たせて取る阿部、変化球のキレで勝負する飯田、そして本格派の菊地と持ち味の違う好投手がそろった。沼田監督が「同じ学年で同じ投手。負けたくない気持ちは強いだろう」と見守る中、夢のマウンドに向けて、チーム内の熱い戦いが続く。

【写真=20センチほどの積雪の中、ダッシュからセンバツへの練習をスタートさせた一関学院ナイン=26日、一関市・一関学院高グラウンド】


センバツでの健闘誓う 一関学院が報告会 2008.1.29

 守備力重視の希望枠で第80回選抜高校野球大会(3月22日から13日間、甲子園)に、2年ぶり2度目の出場が決まった一関学院高(小野寺佳代子校長、生徒501人)野球部の出場決定報告会は28日、一関市八幡町の同校体育館で開かれた。

 野球部員が全校生徒の拍手に出迎えられ入場。同部の高橋滋部長の経過報告に続き、小野寺校長が「快挙に感謝し、全校でセンバツ出場の切符獲得を喜び合いたい」とあいさつした。

 沼田尚志監督が「全校生徒の応援を力に、いいプレーをしたい」、佐々木一真主将(2年)が「チームの心を一つに、一つでも多く勝てるよう頑張る」とそれぞれ決意を語った。

【写真=全校生徒にセンバツでの健闘を誓う沼田尚志監督と野球部員=一関学院高体育館】


一関学院、夢ガッチリ センバツ出場36校決定 2008.1.26

 第80回選抜高校野球大会(3月22日から13日間・甲子園)の出場36校が決まり、守備力重視の希望枠(1校)で本県の一関学院がセンバツ切符をつかんだ。同枠での出場は2006年以来、2度目となる。昨秋の東北大会で一関学院とともにベスト4に進んだ盛岡大附は東北地区の補欠校になった。

 一関学院は佐々木一真主将(2年)を中心にした堅守のチーム。昨秋の県大会はエース菊地翔太(1年)が4試合27イニングでわずか3失点と抜群の安定感を見せて準優勝。東北大会は1年生の阿部航、飯田翔投手の活躍でベスト4進出を果たした。

 これまで夏の甲子園に5度出場し3勝5敗。希望枠で出場した2006年のセンバツは初戦で岐阜城北(岐阜)に1−2のサヨナラで敗れた。今大会で春1勝を目指す。

 一般選考では、昨春覇者の常葉学園菊川(静岡)、一昨年優勝の横浜(神奈川)などが選ばれた。常葉学園菊川は史上3校目の選抜連覇に挑む。

 選抜大会優勝経験校はこのほか、中京大中京(愛知)天理(奈良)智弁和歌山(和歌山)下関商(山口)沖縄尚学(沖縄)の計7校。戦力以外の特色を加味して選ぶ21世紀枠は記念大会のために採用8年目で初の3校選出となり、36年ぶりの選抜に臨む成章(愛知)、ともに初出場の安房(千葉)と華陵(山口)が選ばれた。平安(京都)は最多記録を更新する36度目の出場。

 宇都宮南(栃木)は初出場で準優勝した1986年以来、22年ぶりの出場。初出場は春夏を通じて初の甲子園となる興譲館(岡山)など9校。

 組み合わせ抽選会は3月14日に行われる。

【写真=甲子園出場決定の知らせを聞き、校内で帽子を上げて喜ぶ一関学院の選手たち】


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