岩手日報掲載記事
 (2001年7月〜9月) 

栗田工業に敗れ1勝1敗

(9月23日)

知事とスポーツ振興で意見交換

(9月19日)

106−0、大勝発進

(9月10日)

「東日本」復帰へさぁ初戦

(9月8日)

選手とファンの交流会

(9月3日)

「東日本」復帰へ照準

(8月17日)

盛岡の中学生と交流

(7月13日)

機関誌第1号を発行

(7月6日)

園児らと七夕の飾り付け

(7月6日)

千人のファンと交流

(7月2日)


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栗田工業に敗れ1勝1敗

2001年9月23日

 関東社会人ラグビー1部Aリーグ「釜石シーウェイブスRFC―栗田工業」は22日、秋田市営八橋陸上競技場で行われ、釜石シーウェイブスRFCは18―37で敗れ、通算成績1勝1敗となった。栗田工業は2勝。

 初戦の警視庁戦と同一メンバーが先発した釜石は前半3分に相手ゴール前のラックから左に展開、左CTB森闘志也のトライ(ゴール)で7点を先制。しかし、14分に逆転トライ(ゴール)を許し、23分、35分にもトライ(ゴール)を奪われて前半を13―24で折り返した。後半も7分にPGを与え、19分には相手インターセプトから致命的なトライ(ゴール)を取られた。

 栗田工業は昨年の関東1部(Aリーグ)5位。格下と見られただけに釜石には手痛い敗戦。釜石は3戦目の日本航空戦(30日、北上市・北上陸上競技場)から新外国人のFWショーン・カッタンスとSOタイロン・マンドルージアックが戦列に加わる見込みで東日本リーグ復帰へのカギとなりそうだ。

【写真=釜石シーウェイブスRFC−栗田工業 前半3分、釜石の左CTB森闘志也(右手前)が左中間に先制のトライ=秋田市営八橋陸上競技場】


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知事とスポーツ振興で意見交換

2001年9月19日

 県政懇談会は18日、釜石市上中島町の新日鉄釜石健康センターで開かれ、増田知事と今春誕生したラグビーの釜石シーウェイブスRFCの選手、サポーターらがスポーツ振興について意見交換した。

 釜石シーウェイブスRFCの高橋善幸監督、池村章宏主将、三浦達夫事務局長ら14人が参加。三浦事務局長がチームの活動状況などを報告した。

 増田知事が「クラブチームになって精神面で変わった点は」と聞いたのに対し、池村主将は「クラブチームになる前も後もプレッシャーの大きいチーム。応援してくれる市民の気持ちを強く感じる」と答えた。

 事務局、選手からは「沿岸に公式大会を開けるような芝の県営ラグビー場を整備してほしい」「小さいころからラグビーに取り組める環境をつくってほしい」などの意見が出た。

 増田知事は「厳しい財政の中で早期には難しいが、岩手の得意スポーツのすそ野を広げていく必要がある。シーウェイブスがモデルとなるのを期待したい」と述べた。

 釜石シーウェイブスRFCからチームのネクタイを贈られた増田知事は「私もサポーター会員。今季の活躍に期待している」と激励した。

【写真=増田知事と懇談する釜石シーウェイブスRFCの選手たち】


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106−0、大勝発進

2001年9月10日

 社会人ラグビーの関東リーグ1部Aリーグは9日、釜石市陸上競技場で釜石シーウェイブスRFC−警視庁を行い、釜石が106−0で大勝した。釜石は今春クラブチームとなって初の公式リーグ戦を白星で飾り、地元をはじめ県内外から訪れたファンの期待にこたえた。釜石は序盤から警視庁を圧倒した。前半6分に相手ゴール前22ケ付近のラックから左に展開して右WTB真野篤司が左中間に先制トライ。その後も突破力に勝るバックスに回してトライを重ね、52−0で前半を終えた。後半に入っても攻撃の手を緩めず、6分にラインアウトから出たボールをSO細川進が好フォローしてトライ。FWも積極的にボールに絡んでラックを連取し、結局、前後半で計15トライを挙げた。釜石は22日、秋田市で栗田工業と第2戦を戦う。

 

 新戦力活力 15トライの猛攻
 釜石シーウェイブスRFCがクラブ化後、初の公式リーグ戦で警視庁を圧倒した。実力差は歴然。「80分間を全力で戦う」(高橋善幸監督)という最大のテーマにフィフティーンの出した答えは15トライ、106点を奪う完封劇だった。高橋監督は「0点に抑えたのは収穫。最後まで集中力があり、次につながる」と安どの表情で及第点をつけた。

 前半から両CTBを軸としたバックスのオープン攻撃で相手防御を粉砕した。代表格は今季、新加入した川原太一(岩手東芝)。187センチ、90キロの大型CTBは迫力十分の縦突進で再三大きくゲインし、この日チーム最高の3トライ。試合後は一番最後まで報道陣に囲まれ、自然と笑顔がこぼれた。

 外国人登録の関係で2戦目まで出場できないタイロン・マンドルージアック(新日鉄釜石)に代わり、SOの大役を担ったのも新人の細川進(楽山会)。細川は「前半は緊張でミスもあった」と反省したが、時折鋭いステップで相手防御を破ってラインを上げる活躍に高橋監督は「70、80点はつけられる」。昨季の正選手が控えでベンチに座る中、新戦力が潜在能力を示し、選手層の確かな厚みを感じさせた。

 ただ、警視庁はあくまで昨季の関東B7位の「格下」。スコアは無失点だが、密集サイドの守りで受けに回り、自陣で反則を犯す場面は昨年と二重写し。ラインアウトやアタック時のハンドリングミスも少なくなかった。「連係、セットプレーをもっと仕上げないと。常に東日本でどう戦うかを意識したい」と池村章宏主将(新日鉄釜石)。チーム、サポーターの悲願である「東日本復帰」に後退の許されないシーズンが始まった。(四戸)

 

【写真=釜石シーウェイブスRFC−警視庁 前半19分、釜石右CTB川原太一が中央にトライ(ゴール)を決める=釜石市陸上競技場】


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「東日本」復帰へさぁ初戦

2001年9月8日

 社会人ラグビーの釜石シーウェイブスRFCが9日、悲願の東日本リーグ復帰に向けて地元釜石市で警視庁との関東リーグ1部Aリーグ開幕戦に臨む。日本選手権8度優勝の栄光を誇る新日鉄釜石が今春、官民共同のクラブチームに生まれ変わり、同社以外にも部員の門戸を開放して再出発。クラブ化の成否を懸けたシーズンのホイッスルがまもなく響く。

 今季、釜石は外国人3人を含む13人の新入部員を迎えた。県内企業や自治体などから積極的に選手を補強。登録選手は40人に上った。注目の第1戦にはFW高橋竜次(アムコー岩手)、BK細川進(楽山会)ら新人5人がメンバー入りする見込みだ。春先からチームを力量に応じた2チームに振り分け、「競争意識」を喚起。新戦力の台頭著しいFW第1列は、突破力とボールへの働きかけが充実しバックスもタイロン・マンドルージアック(新日鉄釜石)、川原太一(岩手東芝)ら好選手の加入でアタックは確実に破壊力を増した。

 戦術は昨年同様、キックに頼らず全員でボールをつなぐ「継続ラグビー」が基本になる。ただ、自陣ゴール前からでも回した昨季と違い、ラインアウトの安定で反則を得た場面では、タッチにけり出して陣地を稼ぐ場面も増えそうだ。

 不安は守り。北海道の夏合宿は、4試合中3試合で30失点以上を喫した。最終戦のリコー戦はセットプレーから複数のトライを許し、池村章宏主将(新日鉄釜石)も「セットから1、2次攻撃で点を取られることが多く、課題の一つ」と認める。

 現時点での組織プレーの精度はいま一つ物足りないが、照準はあくまで年末に始まるチャレンジリーグ。初戦から格上との連戦だった従来と違い、今季は序盤、実力下位との対戦が続き、ゲームを重ねながら完成度を高める余裕がある。

 池村主将は「目標は東日本リーグ復帰。関東リーグを1位で通過するのが一番良いが、まずリラックス、集中し自分たちの練習するラグビーをしたい」と自然体を強調する。

 

関東リーグ参加チーム 東京ガス(関東1部B3位)清水建設(同B2位)栗田工業(同A5位)東芝青梅(同B5位)日本航空(同A7位)警視庁(同B7位)大塚刷毛(関東2部C1位)釜石シーウェイブスRFC(東日本8位=新日鉄釜石)

 

 【東日本リーグ昇格方法】 関東リーグ2位以内でチャレンジリーグ出場決定戦に進み、勝つとチャレンジリーグ本戦へ。6チーム中上位2位に入れば東日本リーグに昇格する。関東リーグで3位または4位の時はチャレンジリーグ1次予備選からスタート。

 

【写真=東日本リーグ復帰に燃え、関東リーグ初戦に臨む釜石シーウェイブスRFC】


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選手とファンの交流会

2001年9月3日

 釜石シーウェイブスRFCの選手とファンの交流会は2日、釜石市鈴子町のシープラザ遊で開かれた。サポーターや市民ら約200人が集まり、選手はいよいよ9日から始まる関東社会人一部リーグに向け闘志を新たにした。

 ファン交流会を開くのは初めて。同チーム副理事長を務める赤司淳也釜石市助役が「チームが強くなるために、サポーターとのきずなをより強く、太くしていきたい」とあいさつした。

 サポーターらはあこがれの選手と歓談し、東日本リーグ復帰が果たせるよう激励。腕相撲大会やサイン会、ビンゴ大会などのイベントも行われ、選手もリラックスした表情で楽しんだ。

 高橋善幸監督の紹介で、選手一人ひとりがステージ上で抱負を述べると、会場からさかんな拍手が起こった。

 釜石市出身のシンガー・ソングライターあんべ光俊さんも駆け付け、「ロングラン」などを熱唱し選手を勇気づけた。

 池村章宏主将は「ファンの激励は心強い。市民と一体の気持ちで、全力プレーでぶつかっていく」と意欲を燃やした。

 釜石シーウェイブスRFCは9日、地元釜石で初戦の警視庁戦に臨む。

【写真=釜石シーウェイブスRFCの交流会で、選手と腕相撲に挑戦するファン】


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「東日本」復帰へ照準

2001年8月17日

 今季は関東社会人リーグ1部に所属するラグビーの釜石シーウェイブスRFCは、9月9日に地元の釜石市陸上競技場で警視庁と初戦を戦う。最大目標の「東日本リーグ復帰」に向けた戦いがいよいよ始まる。

 釜石シーウェイブスは今春、企業チーム新日鉄釜石を母体に官民共同運営のクラブチームとして出発した。新日鉄釜石が2月のチャレンジリーグ最終戦で三菱重工相模原に敗れて東日本から降格したため、今シーズンは関東1部Aリーグに所属。Aリーグは釜石のほか東京ガス、清水建設、栗田工業、東芝青梅、日本航空、警視庁、大塚刷毛の全8チームで構成。リーグ戦は総当たり・勝ち点制で争われる。

 釜石は当面、リーグ戦で上位に入り、東日本昇格戦となるチャレンジリーグ(6チーム、12月末−2002年1月末)の出場決定戦進出を目指す。

 東日本に対して関東は「2部リーグ」。昨年までサントリーやNECなど国内トップチームと戦ってきた釜石に今季の相手は格下となるが、東京ガスは昨年度のチャレンジリーグ予備戦で、三菱重工相模原と31−34の接戦を演じた実力を備える。前回関東Bリーグ2位の清水建設とともに侮れない存在だ。

 チャレンジリーグを含めシーズンは5カ月に及ぶ長期戦。釜石は前半4戦中、開幕戦を含め3試合を県内で戦う利がある。対戦相手も序盤は昨年度の関東下位チームが続くだけに、連勝で早めにチャレンジリーグ出場決定戦(予備戦)の出場権を確保し、戦力を整備して東京ガス、清水建設戦、さらにチャレンジリーグに挑みたい。  


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盛岡の中学生と交流

2001年7月13日

 ラグビーの釜石シーウェイブスRFCは12日、進路体験学習の一環で釜石市の新日鉄釜石製鉄所を訪れた盛岡市北松園中(村上正道校長、生徒540人)の2年生6人と交流を深めた。

 高橋善幸監督(36)、池村章宏主将(24)、元日本代表の桜庭吉彦選手(34)が、人生に影響を与えたラグビー体験談を披露。生徒の質問に「釜石をみんなが来たくなるようなラグビーのメッカにしたい」「自分の夢や目標を大切に持ち続けてほしい」と笑顔でこたえた。

 生徒代表の高橋涼君は「背の高い桜庭さんや小さくても素早そうな池村さんに会えて楽しかった。仕事とスポーツを両立する生き方に魅力を感じた」と目を輝かせた。

 高橋監督は「クラブ化をきっかけに交流活動を増やし、岩手のラグビーのすそ野を広げていきたい」と意欲を語る。

【写真=釜石シーウェイブスと交流を深める北松園中の2年生(右側)】


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機関誌第1号を発行

2001年7月6日

 ラグビーの釜石シーウェイブスRFC事務局(三浦達夫事務局長)は、選手とサポーターをつなぐ機関誌「SEAWAVES」の第1号を発行した。

 A4判のフルカラー10ページで、全メンバーのプロフィルを顔写真付きで紹介。地域共生型のクラブチームとして出発するまでの経過をまとめたほか、新ジャージーでの試合写真なども掲載した。

 約3000部を製作し、法人54社、個人1408人(6月20日現在)のサポーターや、新たな加入者らに配られる。年3回ほどの発行を予定しており、次回は9月ごろを見込む。

 三浦事務局長は「シーウェイブスが釜石の人々のシンボル、誇りになるチームになるよう頑張りたい。機関誌も試合内容、ファンの声などを取り入れ充実させていく」と話している。

【写真=釜石シーウェイブスRFCの機関誌「SEAWAVES」の第1号】 


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園児らと七夕の飾り付け

2001年7月6日

 釜石市の釜石シーウェイブスRFCと平田幼稚園(佐々木祐子園長、園児61人)は5日、同市鈴子町のJR釜石駅前広場で七夕の飾り付けを行った。

 選手、園児、保護者ら約100人が参加。折り紙などで飾り付けした6メートルほどの竹ざお3本に、願いを込めた短冊をつけ、七夕の歌を合唱した。

 川向七瀬ちゃん(5つ)は「お人形さんがほしいです。七夕飾りはとってもきれい」と喜んでいた。

 園児が全員で「選手の皆さんラグビー頑張ってください」と激励すると、フォワード青山敦司選手(27)は「元気な姿を見せられるよう精いっぱい頑張ります」と誓った。

 短冊は駅近くのシープラザ釜石内にも設置してあり、一般の人も自由に記入して飾ることができる。

【写真=七夕の飾り付けをする釜石シーウェイブスRFCの選手と園児】  


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千人のファンと交流

2001年7月2日

 第8回釜石ラグビーフェスティバルは1日、釜石市甲子町松倉の新日鉄釜石ラグビー場で開かれ、クラブチームとして新たなスタートを切った釜石シーウェイブスRFCが、試合やサイン会など通し、集まった約千人のファンと交流した。

 メーンカードでは、東日本リーグ所属の三洋電機と対戦。「頑張れ釜石」の大声援を受け、釜石は持ち前の継続ラグビーでボールを支配。4トライを奪う活躍で、鋭い突破力を誇る三洋電機と24―24で引き分けた。全日本クラブチャンピオンの曼荼羅(まんだら)戦は、釜石が50−24の大差で勝った。

 試合に先立って釜石市と宮古市のラグビースクールの交流戦が行われ、試合の合間には郷土芸能の虎(とら)舞のアトラクションなどが会場を盛り上げた。

 出店やフリーマーケットのほか、桜庭吉彦選手(34)がワールドカップで使用したジャージーなど各選手の愛用グッズのオークションも行われ、多くのファンが買い求めていた。

 三洋電機戦でトライを挙げるなど奮闘した菊池太介選手(22)=釜石市役所=は「最高の盛り上がりで市民との一体感を感じた。レベルアップを目指し練習に励みたい」と気合を入れ直していた。

【写真=多くのファンで盛り上がった釜石ラグビーフェスティバルの釜石シーウェイブスRFC−三洋電機戦】 

 

 
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