【宮古】「駅−1」グルメ再出発 第1弾のマタギ弁試食
震災が起きるまで、沿岸部の鉄道駅ごとに周辺のお勧めメニューを紹介し好評を博していた「駅−1(えきいち)」グルメプロジェクトが再出発した。震災前と同様、県内有志の研究会SMAP(スマップ、会長・望月正彦三陸鉄道社長)が中心となりメニューを選出。26日は再開後初の試食会が宮古市で開かれ、食を通じた鉄路と地域の活性化が動きだした。
試食会は三鉄佐羽根(さばね)駅そばにある同市崎山の悠々(ゆうゆう)亭で開かれ、望月会長やJR宮古駅の千葉武志駅長ら6人が選出メニューの「マタギ弁当」(1250円)を試食した。
ハンターでもある中沢勝益(かつえき)店主自ら材料を取りそろえたシカ肉の柳川風煮込みやまいたけご飯、ヤマメのマリネなどをいろりを囲み味わった。特別にクマ肉入りの汁物も出され「大変なぜいたく」「満点」など高い評価を得た。
震災前の「駅−1」は山田−種市間15駅ごとに「どんこ唐揚げ丼」「牡蠣(かき)煮込み弁当」などを紹介。沿岸南部まで拡大しようとしていた矢先、震災が襲った。
今回は八戸から陸前高田までのJR、三鉄線を網羅。SMAPは今後も選出を進め、3月中旬には紹介パンフレットを発行する。約20駅、30メニュー程度を発信する予定だ。
望月会長は「地元食材をふんだんに生かした駅周辺のお勧めメニューをどしどし紹介していく。地域と産業の活性化につながってくれれば」と期待を込める。
悠々亭は予約制。問い合わせは同店(0193・64・8877)へ。
【写真=山里の豊かな幸が味わえるマタギ弁当】
(2012.1.27)
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