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2016/6/30
 「思索の像」は、向かい合って何を考えているのだろう。東京国立博物館で開かれている「ほほえみの御仏−二つの半跏思惟(はんかしゆい)像」展。控えめな照明の下で、2体が共鳴し合っているように感じた 続きを読む>>>
2016/6/29
 古典落語の「紀州」は、鍛冶職人が打つつちの音がキーポイント。徳川7代将軍没後、尾州侯と紀州侯の2人が次期将軍の座を争う。尾州は徳川継友、紀州は徳川吉宗だ 続きを読む>>>
2016/6/28
 太陽神のアマテラスは、父イザナギの左目から生まれた。同じく右目から誕生したのは月の神ツクヨミだった。そう古事記に書かれている。日・月という大切な神様が父親の、しかも目から生まれるとは奇妙な話だが 続きを読む>>>
2016/6/27
 洋の東西を問わず、人類の憧れはスピードにある。社会生活すべてにおいて、いかに速く物事を進めるか、この1点にのみ文明は知恵を絞ってきた。大学時代、社会学の名物教授が力説した姿を思い出 続きを読む>>>
2016/6/26
 奥州藤原氏の隆盛を刻む平泉は、古くから多くの文人墨客を引きつけてやまなかった。荘厳な寺院建築や宝物だけでなく、源義経を含む群像、栄枯盛衰の歴史、閑雅な風景が心を動かすのだろう 続きを読む>>>
2016/6/25
 かつて地球では、大陸が一つにまとまっていた時期があったという。「パンゲア」と呼ばれる古生代の超大陸は、その後、分裂して別々の大陸になり、現在に至る。地球の表面を覆う巨大な岩板(プレート)がゆっくり動いているためだ 続きを読む>>>
2016/6/24
 トリュフォー、ゴダールら、振り返れば青春時代はフランス映画とともにあった。ゴダール「男性・女性」主演のジャンピエール・レオがたばこを吸うしぐさをまね、大人になったつもりだった 続きを読む>>>
2016/6/23
 今にも泣き出しそうな梅雨空の下、参院選が公示された。今日からはまた雨模様。街頭演説の周りには、色とりどりの傘の花が咲く。傘が重なり合うさまが、この時季の花アジサイに見える 続きを読む>>>
2016/6/22
 アリやハチなどの「社会性昆虫」の集団には、ほとんど働かない個体が常に2〜3割いるという。北海道大大学院の研究チームによると、働かないアリが一定数いる方が、集団として長持ちするらしい 続きを読む>>>
2016/6/21
 時間を線と捉えたとき、進歩の考えが生まれた。始まりから終わりまでの間に、人間社会は進歩していく。それを初めて示したのは旧約聖書だという。逆に、時間を繰り返しと捉えるのが循環の考えだった 続きを読む>>>
2016/6/20
 多くの選択肢から正答を選ぶ大学入試センター試験のコツは消去法の思考にある。明らかに間違っていると思う選択肢をまずは消し、残った中から解答を吟味する。大概は二つ、三つに選択肢を狭めることができる 続きを読む>>>
2016/6/19
 米を作る農家にとって、田んぼの草取りは過酷な労働の一つだった。昭和の中頃までの話だが、古くは万葉集に「田草引く」という言葉が見られる。夏の炎天下、大粒の汗を流して作業した親の姿が脳裏に残る 続きを読む>>>
2016/6/18
 解説本によると、野球の発祥当時、プレーに関するルールは14条しかなかったという。「3アウトごとに攻守交代」「21点先取制」などだ。その後、時間がかかりすぎることから9イニング制になり、さまざまなルールが改変された 続きを読む>>>
2016/6/17
 「ここにゴールを設定したことがなかったので、実はそんなに大きなことという感じはしていない」。日米通算4257安打を放ち、ピート・ローズ氏の記録を抜いたイチロー選手の会見での言葉だ 続きを読む>>>
2016/6/16
 「ずるかったり、人目をごまかしたりする所が有って、まともには付き合えない感じ」−。辞書を引いてみると「新明解国語辞典」が一番ぴったりきた。東京都知事の疑惑を象徴する「せこい」の説明だ 続きを読む>>>
2016/6/15
 戦前の五大紙の一つ「時事新報」は福沢諭吉が創刊。高級紙と呼ばれたが、120年前の今日、三陸沿岸を襲った明治の大津波に関する記述は、いささか品性に欠ける 続きを読む>>>
2016/6/14
 古くは国の海運を支える大動脈は日本海だった。北海道と大阪を結ぶ北前船(きたまえぶね)の港として栄え、一度寂れた地域が新たな街づくりでよみがえる。北陸新幹線と路面電車の富山ライトレールを乗り継ぎ、富山市岩瀬を訪ねた 続きを読む>>>
2016/6/12
 今月初旬、一関市厳美町の須川高原温泉から栗駒山に登った。先月の山開き以来、3週間ぶりの山行。残雪もかなり消え、高山植物が咲き誇る爽やかな季節を迎えていた 続きを読む>>>
2016/6/11
 俳優の火野正平さんが自転車に乗って各地を走るNHK・BSプレミアム「にっぽん縦断 こころ旅」。寄せられた手紙に託された目的地を訪ねる。来週の舞台は岩手ということで楽しみだ 続きを読む>>>
2016/6/10
 主夫経験者同士で盛り上がる話題といえば、各スーパーの総菜値引き情報。せこいと言われそうだが、東京都知事と一緒にしないでほしい。生活の知恵なのだ。この季節、定番の話題は夏を乗り切るカレーのレシピ 続きを読む>>>
2016/6/9
 井上陽水さんの「傘がない」が世に出たのは1972年。テレビで誰かがわが国の将来の問題を深刻な顔をしてしゃべっていても、「問題は今日の雨」。恋人に会いにいくのに傘がないことの方が気になった 続きを読む>>>
2016/6/8
 在日米海軍は当面の間、全兵士を対象に基地内外での飲酒を禁止。自由行動も厳しく制限するという。沖縄県内で米軍属や兵士の犯罪が相次ぎ、日米同盟に深刻な影響が懸念されるからだ 続きを読む>>>
2016/6/7
 全てを自由にすれば、うまくいく。米国の経済学者フリードマンによる「新自由主義」は、民営化や構造改革の名で日本の政策の主流を成してきた。半面、貧富の差を広げたとして、平等を唱える側からは悪名も高い 続きを読む>>>
2016/6/6
 人生を面白く、そして真っすぐに生きた一人の男が旅立っていった。大槌町のふるさと自然文化研究会会長、佐々木堅吉さんだ。佐々木さんを中心に仲間が集まり研究会が発足。平成の初めごろだった 続きを読む>>>
2016/6/5
 車を降り林間の古道を歩く。靴底から伝わる柔らかな土の感触が快い。木漏れ日が差す緑のトンネルを抜けると、一里塚が姿を現した。傍らの石碑には、松尾芭蕉の俳諧紀行文「おくのほそ道」の序文が刻まれていた 続きを読む>>>
2016/6/4
 「遠野物語」には自然への畏怖があふれている。天狗(てんぐ)住む山の「その眼(め)の光きはめて恐ろし」異人。「女色を好み里の婦人を盗み去ること多し」猿の経立(ふったち)。経立とは、長年生きて霊力を身に付けたものをいう。ほかにも山男、山女などが登場 続きを読む>>>
2016/6/3
 熊本地震は震源域が阿蘇地方や大分県などへ拡大し「想定外」の展開とされた。歴史をひもとけば、必ずしも想定外とは言えない。16世紀末の豊後・伏見地震も、中央構造線断層帯に沿って起きているからだ 続きを読む>>>
2016/6/2
 衣替えの昨日、道行く中高生たちが夏服に変わった。真っ白いワイシャツやブラウスがまぶしい。盛岡は日中の最高気温が4月中旬並みの15・2度までしか上がらず、涼しすぎる6月のスタートとなった 続きを読む>>>
2016/6/1
 「鉛印刷」という言葉には、においがある。三十数年前に入社当時は、鉛からコンピューターを使った方式への移行期で、印刷は盛岡市内丸の本社で行われていた。インクや油などのにおいが主だろうが、それだけではない 続きを読む>>>

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