WWW http://www.iwate-np.co.jp

被災地の地価、下落傾向 投機的高騰は見られず



 東日本大震災後の沿岸被災地の地価が、大槌町や山田町などの一部住宅地を除き2〜12%程度の下落傾向にあることが県の調査で分かった。被災地の地価をめぐっては投機目的などによる高騰も懸念されたが、都市機能の一部を失ったことによる減価の影響が強く出ているようだ。

 県不動産鑑定士協会が受託調査し、沿岸12市町村の宅地21地点と商業地4地点の地価(1平方メートル当たり、昨年10月時点)について年間変動率を算定した。商業地は判定が困難な地域を除外した。

 住宅地は大槌町大ケ口1丁目が1万3800円から1万7100円に19%上昇、山田町豊間根が15%、宮古市田老が12%アップしたが、これを除く18地点は2〜12%の下落。山田町長崎4丁目は12%、釜石市大只越町2丁目は10%、それぞれ下がった。

 商業地は全て下落。宮古市保久田が5万8900円から5万2200円に下がり、久慈市川崎町は7%、大船渡市盛町は6%、釜石市上中島町1丁目は5%ダウンした。

(2012.1.6)


トップへ