プーアル茶と南部鉄瓶、相互PR 県、産地と締結へ
県は2010年度、健康によい高級茶として人気のプーアル茶の産地・中国プーアル市と友好協定を結ぶ。同市の特産品であるプーアル茶と本県の南部鉄瓶を相性の良い組み合わせとして相互にPR。5月に上海市で開幕する上海万博にも共同出展し、連携して認知度向上を図る。経済交流を目的とした海外との協定は、中国大連市と07年に結んだ地域間連携推進協定に続き2例目。双方の販路拡大に期待が広がる。
県産業経済交流課によると、今春をめどにプーアル市と協定を結ぶ方向で調整中。李小平プーアル市長から来県の意向も受けているという。
県は上海万博にプーアル市とプーアル茶を販売する上海大可堂有限公司(上海市)と共同で展示ブースを出展。プーアル茶と相性の良い茶器として南部鉄瓶を広くPRする。
上海大可堂は保温性や耐久性、中国文化にマッチしたデザインから南部鉄瓶をプーアル茶に適した茶器として評価しており、08年には及源鋳造(奥州市)と南部鉄器の販売契約を締結。本県を訪れて視察やプーアル茶用の水質調査なども行った。
プーアル茶は緑茶の茶葉にコウジカビを添加し発酵させた茶で、中国では健康に良い高級茶として人気が高い。相性の良い茶器として南部鉄瓶の利用拡大を目指しながら、県内でもプーアル茶を紹介する機会を設けるなど相互に認知度向上、販路拡大を目指す。
県産業経済交流課によると、県産南部鉄器の出荷額は08年に約21億1500万円に上り、このうち中国、香港には約1400万円を輸出している。
同課の橋本良隆総括課長は「お茶つながりでストーリーを持ったPRをしていきたい。お互いの特産品を補完し合い、相乗効果が期待できる」と意欲を見せる。
(2010.3.5)
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