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倒産、過去最悪のペース 県内の今年上期


 東京商工リサーチ盛岡支店が3日発表した6月の県内企業倒産(負債総額1千万円以上)は6件、負債総額27億8300万円だった。前月の16件から小康状態となったが、今年上期(1〜6月)の負債総額は300億円を超え、統計開始後の1966年以降で最悪ペースとなっている。

 6月の産業別は建設業、小売業各2件、運輸業、サービス業各1件。原因別は販売不振5件、他社倒産の余波1件。花巻市の東北建設が関連会社の信成建設とともに、負債額合計19億5100万円で破産手続き開始決定を受けた。

 今年上期の県内企業倒産は53件、負債総額327億5500万円。盛岡市の岩手県北自動車(負債92億円、民事再生法)、西和賀町の錦秋開発(負債91億5千万円、同)など大型倒産が相次いだ。

 東京商工リサーチ盛岡支店は「緊急保証制度の浸透効果で今後の倒産多発は想定しにくいが、『夏枯れ』時期を迎える建設業を中心に増勢に転じる可能性もある」と分析する。

 東北建設、信成建設を除く6月の企業倒産は次の通り(業種、負債額の順)。原因はいずれも販売不振。

 ▽パチンコホール経営 5億円▽新車・中古車販売 2億7400万円▽時計・眼鏡販売 4千万円▽貨物自動車運送業 1800万円

(2009.7.4)

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