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北東北最大スーパーへ 4社が業務提携締結


 食品スーパーのベルプラス(盛岡市)、伊徳(秋田県大館市)、タカヤナギ(秋田県大仙市)、スーパーマーケットマルイチ(盛岡市)は27日、2012年春をめどに資本統合することを前提とした業務提携締結を発表した。4社を合わせた店舗は78店、営業収益は1147億円で、イオングループ(食品分野)を除き、北東北の食品スーパー業界トップ。資本統合による持ち株会社の設立を目指しており、実現すれば北東北最大級のチェーンスーパーが誕生する。

 4社の社長が同日、盛岡市内のホテルで記者会見し、発表した。

 資本統合を前提とした業務提携は、ベルプラスと伊徳が07年12月に締結。08年4月に共同出資会社ユナイト(代表取締役会長・遠藤須美夫ベルプラス社長、社長・伊藤碩彦(ひろひこ)伊徳社長)をベルプラス内に設立した。

 仕入れ、物流、システムなどを共同化することでコスト削減し、経営体質を強化している。

 今回、両社が複数の企業に参画を打診したところ、タカヤナギとマルイチが承諾。4社は26日、業務提携を締結し、タカヤナギとマルイチは4月1日にユナイトに加わる。

 資本統合は、まずベルプラスと伊徳が11年春に行い、翌年にもタカヤナギとマルイチが加わる見通し。

 近年、業界は▽店舗過多による生き残り競争激化、再編▽人口減に伴う市場縮小▽コスト上昇−の三重苦。

 遠藤社長は「営業収益が1000億円を超えてやっと一人前。商圏でどれだけシェアをとるかが大切。チェーン展開により、短期間で高いシェアを持てる」と提携の狙いを語った。

 4社の営業収益の合計1147億円は、イオングループ(食品分野)を除くと、ユニバース(八戸市、43店舗)を小差で上回り、北東北の食品スーパー業界でトップ。今後、他社の参加も視野に入れており、遠藤社長は「1500億円を目指し、規模、質とも北東北一のスーパーにしたい」と語った。

 資本統合目指すスーパー4社 盛岡市のベルプラス(資本金3億円、従業員2151人)は岩手、宮城両県合わせ27店舗、営業収益423億円(09年3月期見込み)。秋田県大館市の伊徳(同5千万円、同1708人)は秋田、青森県内に23店舗、同384億円(08年8月期)。秋田県大仙市のタカヤナギ(同9300万円、同1128人)は秋田県に16店舗、同200億円(09年3月期見込み)。盛岡市のマルイチ(同3千万円、同477人)は岩手県内に12店舗、同140億円(08年8月期実績)。

(2009.3.28)

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