避難所生活、実地で学ぶ 陸前高田で「いざ・トレ」


 東日本大震災被災地の避難所生活を体験しながら災害発生時の危機管理を学ぶ「いざ・トレ」(実行委主催)は14日、陸前高田市高田町の市スポーツドームで始まった。参加者は16日まで当時の状況や避難所運営の注意点などに理解を深め、日常の備えの大切さを全国に伝える。

 今回が初開催。全国の自治体や医療施設の関係者ら約60人が参加し、報道関係者約30人の記者研修も兼ねている。

 14日はスポーツドームでの避難所運営に携わった市体育協会事務局長の菅野修さん(64)が当時の状況や避難所でのルール作り、生活の知恵などを紹介。地震が発生した午後2時46分に緊急地震速報が鳴り、同市の津波の映像が映ると参加者は険しい表情で食い入るように見つめた。

 カレンダーの裏を使った避難者名簿作りや、参加者が泊まるドームテントの設営なども実施。仮設シャワーも用意され、疑似避難者となって一晩を明かした。

【写真=ドームテントの設営を体験する参加者=14日、陸前高田市】

(2018/02/15)

[PR]

トップへ