永井秀、夢舞台で成長示す 平昌五輪、複合14位


 【韓国・平昌(ピョンチャン)で報道部・刈谷洋文】苦難を乗り越え、夢舞台で確かな輝きを放った。平昌冬季五輪は14日、ノルディックスキー複合の永井秀昭選手(34)=岐阜日野自動車、盛岡南高―早大=がノーマルヒルで最高のジャンプを決め、距離でも粘って五輪で自己最高となる14位でゴールした。「選ばれなかった仲間、支えてくれる人々や家族に恥ずかしくないレースをする」と誓って臨んだ2度目の五輪。不調に苦しみながら代表入りを果たし、約束の場所で自らの力を示した本県の「キング・オブ・スキー」に、家族らはねぎらいと次戦への期待を寄せた。

 永井選手は今季の鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような大飛躍を見せ「今できる自分の良いジャンプを五輪で出すことができた。前回の経験は無駄ではなかった」と顔をほころばせた。距離も海外の実力者を相手に一歩も引かない粘りの滑りを見せた。

 大学卒業後は競技と両立できる就職先が見つからず、アルバイトしながら競技を続けた経験もある。苦労を知り、困難を乗り越えたからこそ今がある。

 ラージヒル、団体では前回の五輪で取れなかったメダルという「忘れ物」を取りにいく。「全てが良い方向にかみ合っている。さらに調子を上げられるようしっかり調整する」と誓った。

【写真=複合個人ノーマルヒル 後半距離で懸命に前の選手を追う永井秀昭(14、岐阜日野自動車)=14日、平昌(報道部・刈谷洋文撮影)】


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(2018/02/15)

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