性暴力の実態理解を 盛岡で課題考えるセミナー


 「性暴力」を考えるセミナー(男女共同参画読書会主催)は14日、盛岡市盛岡駅西通のアイーナで開かれた。市民ら約80人が参加。被害者の講演などを通じて性暴力の実態に理解を深め、社会を変えるには何が必要なのかを考えた。

 昨年の刑法改正実現に尽力した山本潤さん(43)=東京都・一般社団法人Spring代表=は「性暴力被害者が生きやすい社会へ」と題し講演した。

 13歳から20歳まで実父から性暴力を受けた山本さんは「全ての感覚を遮断することで何とか生きていた」と当時を語った。両親の離婚で父親から離れた後も、戸締まりを何度も確認するなど強迫行動やアルコール依存などの症状が続き、「被害者は被害から抜けられない」と訴えた。

 同日はいわて被害者支援センター(盛岡市)が、県など7機関が連携し昨年10月に運用を開始した被害者支援「はまなすサポート」についても説明した。

【写真=性暴力被害者の山本潤さんが講演し、被害の実態に理解を深め日本社会の現状について考えたセミナー】

(2018/01/19)

[PR]

トップへ