災害看護、学び深め 県立大生3人、米国研修経て成長


 災害時の看護・医療や医療体制の在り方を学ぶ米国研修に参加した県立大の学生3人が、それぞれの夢の実現に向けて歩みを進めている。東日本大震災の経験から災害看護や心のケアに関心を高め、研修でさらに視野を広げた。「被災経験と米国での学びを生かしたい」。県外の病院への就職が決まっている3人は新天地での活躍を誓い、新たな一歩を踏み出す。

 3人はいずれも県立大看護学部4年生の佐藤智行さん(22)=陸前高田市米崎町出身、志田美波さん(21)=釜石市橋野町出身、小林夏歩(かほ)さん(22)=福島県猪苗代町出身=で、震災の経験や被災地でのボランティア活動などをきっかけに研修への参加を決めた。

 事前セミナーを経て昨年8月に渡米。約2週間滞在し、被災現場でのトリアージ(識別救急)や津波被災者の救急処置などの演習に加え、ニューヨークでは2001年9月の米中枢同時テロ被災者から話を聞いた。

 研修は次世代のリーダー育成を目指す日米の官民組織トモダチイニシアチブが、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループの協賛で実施。被災3県出身の学生8人が参加した。

【写真=災害看護研修プログラムで得た学びを振り返る(左から)佐藤智行さん、小林夏歩さん、志田美波さん】

(2018/01/03)

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