県北、沿岸勤務を義務化 本県奨学金養成医師


 本県の奨学金養成医師の配置調整を担う配置調整会議(座長・小林誠一郎岩手医大副学長)は、2021年度以降に義務履行が始まる奨学生医師に対し、履行期間中に県北、沿岸地域での勤務を義務付ける方向性を固めた。慢性的な医師不足は全県の課題で、県北、沿岸部と県央、県南部の医師の地域偏在も生じている。現在配置されている養成医師25人の内訳は19人が内陸、6人が県北・沿岸と地域差があるのが実態。計画的な人員配置が診療体制維持の一助となることが期待される。

 該当の奨学金を借りている現在5年生の医学生から適用。配置ルールによると、6〜9年の義務履行期間中はおおむね2年単位で規模の大きい基幹病院や、中小規模の病院で勤務する。対象者には、いずれかの期間で県北、沿岸地域での勤務を義務付ける。

 奨学生医師の配置調整に関する基本方針に医師不足が深刻な沿岸等を優先する理念が盛り込まれており、取り組みを具体化。地域と関わり魅力を感じてもらうことで、義務履行後の定着につなげたい考えだ。

(2017/12/13)

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