声の支援続け大臣表彰 盛岡「岩手音声訳の会」


 盛岡市のNPO法人岩手音声訳の会(神(じん)厚子会長、113人)は、国が本年度新設した障害者の生涯学習支援活動に対する文部科学大臣表彰に本県から唯一選ばれた。発足から49年、地道に本の音声訳を続けた功績が認められた。

 同会は1968年、同市の旧県立点字図書館の奉仕員らが設立。2002年にNPO法人化した。会員は「分かりやすく、正確な録音図書を迅速に」をモットーに、小説や専門書、家電製品の取扱説明書などあらゆる文書を同市盛岡駅西通の県立視聴覚障がい者情報センターや自宅で録音し、校正者2人が校正した後に編集しCD化している。

 同会が手掛けた録音図書は、CDが4220タイトル4223枚、CDに移行する前のテープが同5618タイトル3万793巻(ともに16年度末)に上る。

 同表彰は全国の14人、47団体が受賞。表彰式は7日に東京都千代田区で行う。

【写真=録音に取り組む岩手音声訳の会。視覚障害者へ分かりやすく正確な情報を伝えようと努力している】

(2017/12/07)

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