東京五輪のメダルに 一関、役割終えた無線受信機回収


 一関市は5日から、2020年東京五輪・パラリンピックのメダルを製作する「都市鉱山からつくる! みんなのメダルプロジェクト」(五輪組織委など主催)に協力するため、市内の各家庭などで役割を終えた防災行政無線の戸別受信機の回収を始めた。受信機からは鉄やアルミニウムに加え、メダルに使われる金や銅などが回収可能。回収対象は同市大東町、東山町、川崎町の計約8700個。約千個から1個の金メダルが作られるといい、市民らは夢を広げている。

 回収は、2月に使用を終えた同市大東町からスタート。同町の回収対象は約5千個で、この日は同町大原地区で回収が行われた。上大原ふるさと交流館では約40個の受信機が並び、同プロジェクト認定事業者の産業廃棄物処理業ニッコー・ファインメック(同市千厩町)の担当者が回収した。

 同社が解体、分別作業した後、金や銅などは日本環境衛生センター(川崎市)に運ばれ、精錬事業者の工程を経て組織委がメダルをつくる。

 戸別受信機は同プロジェクトの対象品目ではなかったが、10月から小型家電リサイクル法に定める全回収品に拡大したこともあり、市は回収に乗り出した。

【写真=メダルの材料となる金や銅が入った戸別受信機を回収するニッコー・ファインメックの担当者】

(2017/12/06)

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