唐丹第3トンネル完成 釜石、園児ら虎舞でお祝い


 三陸沿岸道路の一部を成す吉浜釜石道路(大船渡市三陸町〜釜石市甲子(かっし)町、14キロ)の仮称・唐丹(とうに)第3トンネル(釜石市唐丹町〜甲子町、3023メートル)は5日、完成した。吉浜釜石道路の来年度開通に向け、工事は大きく前進した。

 現地で完成式を行い、約80人が出席。発注した国交省南三陸国道事務所の金ケ瀬(かながせ)光正所長は「湧き水や沢水に悩まされる難工事だったが、いよいよ開通が見えてきた。交流や物流、観光や救急など幅広く効果を発揮するだろう」とあいさつした。

 釜石市の野田武則市長は「道路が復興を後押ししており、本県の一層の発展につながる」と期待を込めた。地元の平田(へいた)幼稚園の子どもたちが虎舞を披露し、関係者が除幕して完成を祝った。

 同トンネルは南北を結ぶ三陸沿岸道路と、内陸との横軸になる花巻釜石道路の結節点となる仮称・釜石JCTの南側に位置する。2014年3月に着工、今年6月に貫通し、今後は路面や電気設備の工事を進める。完成により同国道事務所管内にある17カ所のトンネル全てが出来上がった。

【写真=トンネルの完成を祝い、元気に虎舞を披露する平田幼稚園の子どもたち】

(2017/12/06)

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