羽生、史上初の将棋永世7冠 県内ファンら快挙祝福


 将棋の羽生善治棋聖(47)は5日、通算7期目の竜王を獲得し「永世竜王」の資格を得て、永世称号制度のある7タイトル(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)全てを手にする「永世7冠」を史上初めて成し遂げた。

 羽生善治竜王(47)が「永世七冠」の称号を手にした同日、県内将棋関係者や竜王戦第2局を行った大船渡市の将棋ファンらは、前人未到の快挙をたたえた。

 日本将棋連盟県支部連合会の細川正士(ただし)会長(69)=紫波町=は「最近は藤井聡太四段の活躍が注目されているが、長年将棋界を引っ張ってきた方。東日本大震災後は本県被災地を訪れており、岩手のファンも快挙を喜んでいる」と祝福。

 10月28、29日に竜王戦第2局を行った大船渡市でも喜びの声があふれた。地元の将棋教室に通い、前夜祭で羽生竜王に花束を手渡した大船渡・一中の畠山公(こう)さん(1年)は「盤上の鋭い視線と違い、優しさを感じた。『被災地を忘れない』と言ってくれたのがうれしかった」と振り返る。

 将棋を「生涯の友」にしたい畠山さんにとって、向上心と謙虚さを合わせ持つ羽生竜王は憧れの存在。「再会できたら、直接『おめでとうございます』と伝えたい」と話した。

(2017/12/06)

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