熱演、切なき恋物語 盛岡文士劇開幕


 盛岡文士劇(実行委会長・三浦宏岩手日報社会長)は2日、盛岡市松尾町の盛岡劇場で2日間の公演の幕を開けた。23回目の今年も地元の作家やアナウンサーらの好演が、満席のファン約450人を引き込んだ。

 現代物の「あと、ふたっつ 内海隆一郎『パズルのかけら』より」は、一人娘の結婚を前にジグソーパズルに取り組む夫婦の心温まる物語。出演者のアドリブを交えた盛岡弁のせりふが笑いを誘い、ほろりとさせる場面もあった。

 時代物は約1500年前の大和の国を舞台にした「忍夜(しのびよる)恋倭(こいやまと)心中(しんじゅう) 『ロミオとジュリエット』より」。敵同士の家の男女が恋に落ちて起こる悲劇を、日本文学研究者ロバート・キャンベルさんや言語学者金田一秀穂さん、地元放送局アナウンサーや作家らが熱を込めて演じた。

 3日は昼夜2回でチケットは完売。舞台の模様はIBCテレビで来年1月2日(現代物と口上)と同3日(時代物)に放送する。

【写真=時代物「忍夜恋倭心中」で悲劇を熱演する出演者たち=2日、盛岡市松尾町・盛岡劇場】

(2017/12/03)

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